教えてくれたのは……小林青果株式会社
創業以来70年以上にわたり、北九州中央卸市場にて青果の生産者と小売店舗のバイヤーを結ぶ仲卸業を営む小林青果株式会社。九州各県だけでなく、全国各地から旬の食材や特性の強い商品を仕入れ、お客様へお届けしている。安全で安心できる食品の提供はもちろん、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼を大切にしている。
牛乳に含まれる主な栄養素3つ
牛乳には主にカルシウム・ビタミンB群・タンパク質などの栄養素が含まれています。これらの栄養素は、食べ合わせを工夫することのよってそれぞれ効率よく身体に吸収することができます。
【カルシウムの吸収を助ける】
牛乳に含まれるカルシウムは、骨や歯の健康に欠かせないミネラルです。このカルシウムの吸収を助けるのは、ビタミンDです。ビタミンDと一緒に牛乳を摂取することで、カルシウムの吸収率を高めることができます。
<ビタミンDが豊富な主な食材>
鮭やマグロ、きのこ類、卵黄など
おすすめレシピ
<鮭とキノコのクリーム煮>
【ビタミンB群の働きをサポートする】
牛乳に含まれているビタミンB2やビタミンB12はエネルギー代謝や神経機能の維持に役立つ栄養素です。これらのビタミンの働きをサポートするためには穀物や肉類、ナッツ類を組み合わせることをおすすめします。
<ビタミンB群をサポートする食材>
全粒穀物や赤身の肉、アーモンドやクルミなど
おすすめレシピ
<ナッツをトッピングした全粒穀物のパンケーキ> (朝食にも最適です。)
【たんぱく質の質を高める】
牛乳は高品質なたんぱく質を含みます。その質をさらに高めるためには、植物由来のたんぱく質を一緒に食べるようにしましょう。同時に摂取することによって牛乳に含まれるアミノ酸のバランスを補完し、より完全なたんぱく質プロファイルを形成します。
<植物由来のたんぱく質>
豆類や穀物、種子類など
おすすめレシピ
<豆腐やレンズ豆を使った牛乳スープ>
いかがでしたか? 牛乳に含まれる栄養をたっぷり吸収するためにも、食べ合わせを意識することがとても大切なんですね。筆者は健康にも美味しいこれらのレシピに早速チャレンジしてみることにしました。皆さんも、ぜひ試してみてくださいね!