想像以上に栄養豊富。「きゅうりパワー」を最大限に引き出す最強の食べ方【知って得するレシピ】

料理・グルメ

2024.06.13

夏においしいきゅうり。水分ばかりに見えますが、実は栄養豊富で夏の体をととのえてくれる大切な野菜です。そのきゅうり、ごまと合わせることでカルシウムをたっぷりと摂ることができるんです。

広告

きゅうりパワーを最大限に引き出す!

夏のおなじみ野菜、きゅうり。水分が多く、水分補給ができることでも知られる野菜ですが、想像以上に栄養豊富なのです。

特に多いのが、カリウムとビタミンK。
カリウムはむくみや高血圧を防ぐ効果で知られますが、汗と一緒に失われてしまいます。そのカリウムを補うことができるので、これから蒸し暑くなる時期には積極的に食べたい野菜です。

サンプルイメージ

ビタミンKにはカルシウムの吸収を助ける効果があるため、カルシウム豊富なごまと合わせることで効果アップ。大さじ1杯のごまには牛乳100mlと同等のカルシウムが含まれます。

今回ご紹介するレシピでは、牛乳200ml分のカルシウムをとることができる上、きゅうりと合わせることでその吸収を高めてくれるのです!

味噌と豚肉で、ととのえ効果もアップ

冷やしたきゅうりのベストパートナーといえば、味噌。おいしいだけではありません。

きゅうりは体内にこもった熱をとる効果があり、初夏〜夏の体をととのえてくれる大切な野菜ですが、ときには体を冷やしすぎてしまうことも。温め効果のある味噌を一緒に食べることで、体を冷やしすぎることを防いでくれます。

サンプルイメージ

豚肉も味噌と相性抜群なので、美味しくないはずがない組み合わせ! 

また豚肉には疲労回復効果が見込めるビタミンBが豊富に含まれるので、きゅうりに足りないビタミンBを補って栄養バランスも完璧に。おいしいだけでなく、きゅうりのよさを引き出す最強のレシピなのです。

きゅうりと豚しゃぶのごま味噌和え(調理時間10分)

材料(4人分) 

豚ももしゃぶしゃぶ用肉……200g
きゅうり……3本

【タレ】
・味噌……大さじ2弱
・砂糖……大さじ1
・麺つゆ(3倍濃縮)……大さじ1
・酢……小さじ2
・白すりごま……大さじ2

作り方

1. きゅうりは食べやすい大きさの薄切りにする。

サンプルイメージ

スライサーがあると早い。輪切りよりも斜め切りにすると食べごたえが出ます。

サンプルイメージ

塩ひとつまみで軽くもむと、皮のえぐみが取れる。出た水はしっかりと絞る。

サンプルイメージ

2. 豚肉をゆでる。

サンプルイメージ

色が変わったら水にはなす。サンプルイメージ

3. 水を絞ったきゅうりと水をきった豚肉を合わせ、混ぜ合わせたタレをかける。
サンプルイメージ

しっかり混ぜ合わせてから、器に盛る。

サンプルイメージ

【ポイント1】スライサーの代わりにピーラーでも

きゅうりは包丁で切ってもよいですが、スライサーやピーラーで切ると手軽。薄く切れるので、軽やかな舌ざわりで食が進みます。

サンプルイメージ

ピーラーを使う場合には、長く切り出してから3等分くらいに切ると食べやすくなります。

サンプルイメージ

スライサーを使う場合には、好みの大きさの斜め切りに。

サンプルイメージ

【ポイント2】きゅうりの栄養は皮にあり! 

皮のえぐみや渋みが気になるときには少し皮をむいてもOK。

サンプルイメージ

ですが、ビタミンCは皮や種の部分により多く含まれるというデータもあり、栄養面を考えるなら、皮ごと食べるのがおすすめです。

甘めの味噌味で、満足感あり

サンプルイメージ

さっぱりと食べがちなゆでしゃぶときゅうりの組み合わせですが、ほんのり甘い味噌ダレを合わせることでこっくりとした味わいに。

サンプルイメージ

ボリューム感もアップし、メインの一品としても食べごたえのある味に仕上がります。

きゅうりを包丁で少し厚めに切ると、食べごたえはさらにアップ。
お好みの厚さに切って作ってみてくださいね。

広告

著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る