2024年の夏も“災害級の暑さ”に要注意!「熱中症」のリスクを回避するためにできる事前準備とは?

心と体

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2024.07.10

気象庁が5月21日に発表した6月~8月の3カ月予報によると、気温は全国的に平年より高く、例年以上に厳しい夏の暑さが予想されます。 暑い日が増えてきてはいますが、まだまだ体は暑さに慣れていません。 また、梅雨入りに伴い、じめじめとした「蒸し暑さ」によって熱中症になるリスクも高まってきます。 本格的な夏の暑さに備えて、熱中症を予防する方法を自律神経の名医、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生に教えていただきました。

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暑熱順化とは?

汗をかく人出典:stock.adobe.com

汗をかきやすい体をつくり、体を暑さに慣らすことです。
人は汗をかくことで皮膚の血液量が増え、体内にたまった熱を外に逃がし体温調節ができるようになります。
暑熱順化をすることで、同一体温に対する汗の量が増え、熱中症になる危険性が下がります。暑熱順化は、数日~2週間ほどかかることもあり、すぐには対応が難しいため早めに慣れておくことが重要です。

暑熱順化のポイント

1.湯舟につかる

湯舟出典:stock.adobe.com

2日に1回は湯船での半身浴がおすすめです!
39~41℃のお湯に半身浴で10分程度つかりましょう。
シャワー派の人は、首とお尻部分にある「仙骨」を温めるようにするのがコツ。
これによって自律神経が整います。

2.運動を取り入れる

徒歩通勤出典:www.pakutaso.com

特別なことではなく、日常生活の延長で運動を取り入れることが大切です。
一駅分歩いてみたり自転車通勤から徒歩に切り替えてみたりと、日々の過ごし方を工夫して、1日30分程度のウォーキングをしてみましょう。

3.腸内環境を整える

腸内環境出典:stock.adobe.com

腸内環境が悪化すると、悪玉菌が産生する有害物質が血液中に入って全身を回り、わずかな脱水状態や気温差にも体が対応できなくなります。
発酵食品や食物繊維を摂取して、腸内の善玉菌を活発にすることが有効です。
善玉菌の代表格であるビフィズス菌はお腹の中で加齢とともに減少していくこともわかっているので、積極的に摂りましょう。ビフィズス菌が悪玉菌の増殖を抑え腸内環境を改善してくれます。
ビフィズス菌が摂れるのは基本的にはヨーグルトです。ヨーグルトでもビフィズス菌が入っていないものもあるので、パッケージをよく確認しましょう。

熱中症対策は「腸活」で!

ヨーグルト出典:www.pakutaso.com

熱中症を防ぐためには、十分な水分補給はもちろん、「自律神経のバランスを整える」「腸を整える」「睡眠をしっかりとる」「体を冷さず風邪などを引かない」の4点が重要です。
自律神経や免疫システムを正常に働かせるためには、腸の動きを良くして、老廃物をためないようにすることが必要です。
腸内環境を整えて、熱中症対策に備えましょう!

詳しくは動画でも確認いただけます。

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著者

尾治さんプロフィール

尾治

工業高等専門学校の化学系学科卒業後、地方国立大学の文系学部へ編入。その後同大学大学院へ進学し修士課程修了。IT企業に勤める傍ら、大学予備校で小論文の講師を行う。情報の正確性や言葉に向き合うことを志し、現在校正者、校閲者として独立。

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