【在宅ワークの女性に聞いた!】家で仕事に集中できない、疲れがひどいときの「3つのゆるっとリセット術」

心と体

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2024.12.02

在宅勤務が増えて「つい食べ過ぎちゃう」という話を耳にしたことがありますが、それに加えて「集中できない」「ON/OFFの切り替えが難しい」「つい没入しすぎて疲れる」という悩みも多いようです。

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どうして捗らないの?

パジャマリモート出典:www.ac-illust.com

リモートワークが定着して数年が経った。
きちんとしたスーツに見えるジャージ素材のリラックスウェアが売れているらしい。商談など社外の人とのオンライン会議の場合は、襟の付いた服を着るけど(ボトムスはパジャマだったりも)普段は部屋着にノーメイク勤務な人も多いのだとか。

「在宅の日は出社時よりも効率が悪い」「没頭しすぎて疲れる」「出社日のように雑談も発生しないから気分が変わらなくて……」そんな悩みを耳にするようになった。
自宅にいると気を散らせるためのモノや用事が溢れているし、他人の目も無いからついつい無駄な時間を過ごしてしまいがち、反面一旦集中すると、時間にメリハリがないため業務に集中する時間が長くなり、出勤時よりも疲れを感じる人もいるのだそう。

ゆるっとリセットのススメ

スイッチ出典:www.photo-ac.com

そこで在宅ワーカーたちから、アタマとココロを切り替えるための「ゆるっとリセット」の方法を聞いてみた。もちろん子育てママや専業主婦、リタイヤ世代でも「なんとなくやる気が起こらない日」という日はあるもの。そんなときに使えるアイデアを3つ記しておこう。

アイデア1 プチプラコスメでメイク研究

メイク中出典:www.ac-illust.com

食品メーカーに勤めるAさんは、コロナ禍以降プチプラコスメとメイク動画にハマり、ドラッグストアで買い溜めたコスメで流行りのメイクにトライしている。「顔出しZoomの無い日でも、着替えてメイクをするとスイッチが入ります。パジャマにすっぴんではダメですね(笑)。カメラOFFの日は、気になる動画で研究しながらこってりアイメイクにマグネットつけまとか(笑)。逆にカメラONの時は、眉の形やベースメイクのツヤ感などを自分の顔を見て確認します。後輩たちのメイクを見て流行りのリップの色に気づいたりもして。顔だけがズラリと並ぶZoomは残酷だけど(笑)チークは入れた方が笑顔が引き立つとか学びも多くて。」

加えて大発見!? もあったとか。

リモート会議出典:www.ac-illust.com

「くすみ系の色やグレー、アイボリーの服を好んで着ていましたが、かなりメイクを盛らないと、顔色がくすんで不機嫌そうに見えました(笑)。逆にネイビーや白を着ると元気そうに見えたので『これだ!』って(笑)パンツやスカートは試着するけど、シャツやニットは試着せずに買うことも多くて気づいてなかったのかもしれません。顔がアップになるZoomならではの発見でした。」

アイデア2 そっと心を打ち明ける

打ち明ける出典:www.photo-ac.com

やる気が出ないときは「何かがココロに渦巻いているとき」と打ち明けてくれたのは、手帳メーカーに勤務するOさん。

「私はアタマの中に何かがこびりついていたり、ココロの中にモヤッとしたものを抱えていると、仕事が進まないんです。小さい時からの習慣で『やるべきこと』に取り組む前に、そんな内面を全て紙に書いて『外に出す』作業をまず済ませます。マンスリーの後ろにノートのページがたくさん付いている手帳を使っていて……あ、もちろん当社の商品です(笑)。そのノート部分にひたすら書くんです。日付が空欄になっていて自分で書き込むタイプがいいですね。毎日ではなく自分で書きたいときだけ書く方がいいし、日によって書きたい分量も違うので。」

日記出典:www.ac-illust.com

Oさんによると、書いてモヤッが解決するわけでも、解決策が生まれるわけでも無く、だたひたすら「そんな自分と向き合う」ために書くのだとか。
つまりは、自分で自分の話を聞いてあげる、ということらしい。そんな単純明快で目からウロコな作業だが、ルーティン化すると「アタマもココロもスッキリと簡単にリセットできるのでオススメです。」と、明るい笑顔で効果が絶大なことを教えてくれた。

アイデア3 愛すべき相棒との時間

わんこ

IT企業にお勤めのTさんは「家の犬たちと過ごす時間が増えたので、癒しの時間が増えて心が落ち着きました」と語る。ペットを飼うために引っ越しをして今では2頭のママとして在宅ワークとワンコママ業をこなし、つい仕事に追われがちな時に癒しの存在がいることが救いになっているようだ。

くま出典:www.photo-ac.com

癒しをくれるのは、生き物だけではないようで……web関連企業で在宅で働くMさんは、ぬいぐるみ。いつもそばにいてくれる存在として、心のよりどころになっている。
「ちょっと煮詰まったりしたときに、手に取ってダンスをさせてみたり、話しかけて気分転換をしてくれます。こちらがテンポよく仕事に集中しているときには、じっと邪魔をせずに見守ってくれるので(笑)ありがたいです。」

相棒が傍らにいてくれる心強さとほっこりした和みの時間は、仕事時間を一層充実させてくれる。例えばパートナーや家族だと気を遣う場面もあるかもしれないけれど、ペットやぬいぐるみには気まぐれに甘えられるから、よりココロが満たされる。

「在宅でよかった」理由を作る

在宅出典:www.photo-ac.com

その他にも「在宅ならでは」の楽しみを作ってみるのはどう?
スピーカーで好きな音楽を聴ける、好みのアロマを使える、デスク回りに推しのアクスタを飾れる、猫を吸える、など「おうちでよかった」理由をたくさん作ってみるのもいい。
加えて、環境をアップデートするために、仕事用のデスクを新調したり、身体に優しいチェアを購入するのも良し、デザインが好みのおしゃれ椅子を買うのも素敵。

そして、こんな風に好みの仕事環境を整えることを趣味にしてみるのも面白い。仕事のしやすさだけでなく、癒しやリラックス感も含めて、自分らしい在宅ワークのためにひとつコマを進めてみると、自分なりの作業効率を上げるルーティンが新しく生み出せそうだ。

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著者

みやむらけいこ

みやむらけいこ

ライター歴20年。「あなたに逢いに行きます」取材ではなく出会い、インタビューではなく会話。わかりやすい言葉で丁寧に「ひと」を伝えます。好きなものは、サーフィンと歌舞伎、主食はチョコレート。#人生はチョコレート

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