隙間に汚れが溜まる…。「お風呂場」の“見逃しがち”な掃除スポット「掃除したことないかも」

家のこと

2025.09.01

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂掃除を頑張っているつもりでも、細かい部分はつい後まわしにしてしまうもの。特に隠れた部分は汚れが溜まりやすく、ときには不具合の原因になることもあるんです。ここでは、いつも見逃されがちな“あの部分”のお手入れ方法をご紹介します。

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シャワーの「フック」掃除してる?

お風呂場のシャワーフック

お風呂場のシャワーは、毎日使うため汚れがたまりやすい場所です。シャワー入浴で済ませることが増える夏は、特にお手入れ必須です。
掃除を怠ると、汚れのせいでフックが外れやすくなります。シャワーを固定すると勝手にずれ落ちる現象も、汚れが原因というケースも少なくありません。
今回は、そんな存在を忘れられがちな「シャワーバーとフック部分」のお手入れ方法をご紹介しましょう!

「シャワーバーのフック」をお手入れする方法

掃除に使うバスマジックリン

用意するものは、浴室用中性洗剤(今回はバスマジックリン)・スポンジ・クロスの3つだけ。クロスはマイクロファイバークロスのように、傷つけにくくやわらかい素材を選びましょう。
※お掃除の際は必ず換気を行い、ゴム手袋の着用をおすすめします。

手順1.スポンジに洗剤をつけてシャワーバーをこすり、水で洗い流します

シャワーバーを洗剤とスポンジでこする

フックを少しゆるめてずらし、シャワーバーをくまなくお手入れします。

シャワーで洗い流す

一度シャワーをかけて、洗剤を洗い流しましょう。

手順2.フックとシャワーバーの間に洗剤を流し、上下にスライドさせます

シャワーでフックとバーの間に洗剤を入れる

シャワーバーを洗ったら、次はシャワーフックのお手入れです。5回ほどスライドすると、すき間に洗剤をいきわたらせることができますよ。

フックを上下にスライド

この工程で、手の届かないフック内部の汚れにもしっかりアプローチします。

手順3.フックをスライドさせながらシャワーで洗い流し、クロスで水気を拭き取ります

フックをスライドさせながらシャワーをかける

フック内部に洗剤や汚れが残らないよう、上下に動かしながらシャワーで洗い流してください。

クロスで仕上げ拭きする

最後にクロスで水気を拭き取ったら終了です。

お手入れ後は、シャワーバーとフックの汚れが落ちてピカピカに! 汚れが原因の場合は、フックがずれ落ちるのも改善されるはずです。
お風呂場掃除についでにできるので、ぜひ試してみてくださいね。

※シャワーバーの材質によっては、研磨性のあるスポンジの使用を避け、柔らかいスポンジをご使用ください。
※汚れの程度や使用年数により、効果には個人差があります。改善されない場合は部品の交換をご検討ください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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