ドアスコープを利用した「サムターンまわし」に注意
玄関ドアのドアスコープで気を付けたいのが、"サムターンまわし"と呼ばれる手口です。ドアスコープから工具を差し込み、玄関の内側についているツマミを回して解錠するというものです。空き巣がこの方法を使い、しっかり施錠していた家に侵入した事例もあります。
また、通常は外からドアスコープをのぞいても室内を確認できませんが、特殊な道具を使って中をのぞく事例もあります。
このように、玄関のドアスコープをそのままにしていると、犯罪の被害に遭うリスクがあるのです。
今日からできる「ドアスコープの防犯対策」
自分や家族の身を守るためにも、犯罪に遭わない対策は必要不可欠。ドアスコープの防犯対策を行って、被害に遭うリスクを減らしましょう。
1.防犯カメラを取り付ける
外に防犯カメラやセンサーライトを取り付けると抑止力になります。最近は自分で簡単に取り付けられる防犯カメラも多く、ネット通販はもちろんホームセンターなどでも購入できます。
2.のぞき穴にカバーを付ける
外から室内をのぞかれないよう、カバーで覆ってしまうのもひとつの手です。専用カバーがなくても、テープや布で対処できます。まずはほかの方法で代用して、後から専用カバーを取り付けてもいいでしょう。
防犯ドアスコープや穴を埋めるのもひとつ
さらに対策をしたい方は、外側から外せない防犯使用のドアスコープに買い替えるという手もあります。また、インターフォンだけで十分という方は、ドアスコープの穴を埋めてしまうのもアリでしょう。
犯罪のリスクは、私たちのすぐそばにも潜んでいます。ぜひご自宅のドアスコープを見直してみてください。