飼いやすい犬種 ① トイプードル
プードルには大きさが4種類あるのをご存じでしょうか?
スタンダードプードル、ミディアムプードル、ミニチュアプードル、そしてトイプードルです。
最近ではタイニープードルやティーカッププードルなどの種類もよく耳にしますが、まだJKC(ジャパンケネルクラブ)から正式には認められていません。
正式に認められた4種類の中でも、特に初心者向きなのが今回ご紹介するトイプードルです。
大きさは、体長25cm〜28cm、体重は3kg〜4kg。
性格は、神経質で警戒心が強いところがありますが、とても聡明で誠実なのでしつけがしやすいと人気です。
トリマーとしての視点からいうと、毛が抜けにくいというところも飼いやすいポイント。
もちろん、ブラッシングをすれば不要な毛は抜けますが、自然に抜け落ちることが少ないので犬アレルギーでも飼うことができるとまで言われています。
でも飼ってみて「やっぱりダメだった」なんてことも充分に有り得ますので、アレルギーのある方は必ずかかりつけのお医者さんに相談するなどしてから決めてくださいね。
そして気をつけていただきたいのが、毛が抜けにくいぶんトリミングを怠ってしまうところ。トリミングを怠ると毛は伸び続け、毛玉になってしまい皮膚を傷つける原因となります。
犬本人も痛くなって可哀想なので、必ず2ヶ月〜3ヶ月に1度はトリミングに連れて行ってくださいね。
飼いやすい犬種 ② シーズー
シーズーは友好的で、古くから愛玩動物として人々に可愛がられてきました。
とても優しく穏やかな性格をしていて神経質でもないので、初心者にはもちろん、高齢者の方や小さなお子さんのいる家庭でも人気な犬種です。
ただ警戒心が強い面もあるので、飼い始めはなかなか懐かないと感じてしまうかもしれません。
そのぶん、犬本人が飼い主さんに対して「この人は信頼できる」と感じればたちまち人懐っこく変わります。
大きさは、体長20cm〜28cm、体重は4kg〜7kgほどです。
優しい性格に加えて、トイプードル同様に毛が抜けにくいのも飼いやすいポイントです。
でも、床につくほど毛が長くなるので小まめなブラッシングが必要です。
そして、シーズーは鼻が低い短頭種と言われる種類。生まれつき呼吸がしづらく暑さに弱いとされているので、熱中症には要注意です。
更に、緑内障や外耳炎にもかかりやすいと言われているので、定期的に健康診断に連れて行き、健康管理に気をつけてあげることをお勧めします。
健康管理には十分気をつけなければなりませんが、優しくて穏やかなシーズーは良い家族になってくれること間違いなしです。
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