「捨てない片づけ」のススメ|「10秒ルール」「アイディアボックス」で、罪悪感なく部屋をすっきりさせる

家族・人間関係

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2021.07.08 更新

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実例1.絵本カバーは子どものおもちゃに生まれ変わる

絵本についているカバーはどうしていますか?

わが家では捨てる対象になっていました。読んであげるときに持ちにくいし、子どもが外してぐちゃぐちゃにしてしまうからです。

でも、せっかくのかわいい絵を捨ててしまうのはもったいない……。ぬいぐるみなんかもそうですが、顔のあるものって、捨てにくいですよね。

でも、絵本カバーは、子どものおもちゃに生まれ変わらせることができます。

絵本カバーについているイラスト部分を切り取ります。裏に両面テープを貼ればシールになるし、同じ形に切った折り紙でマグネットシールを挟み込めば磁石にもなります。お子さんの年齢によっては、こうした作業が自力でできると思うので、作る過程も楽しめると思います。

ノートや手帳を書いている人なら、ページを彩る素材として使うことも可能です。

実例2.水切りマットを、おふろおもちゃの一時置き場に

水切りマットを買ったあとで、うちのキッチンでは素材的に使えないことがわかりました。

そのまま捨てるのはもったいなかったので、かごに水切りマットをセットし、濡れたおふろおもちゃを一時的に入れる場所を作りました。

使うたびに洗濯して、干しておきます。こうすることで、時間がないときでも、おふろのおもちゃも清潔に保ちやすくなりました。

実例3.収納ケースボックスはとても役立つ

最後にご紹介するのは、アイディアボックスの応用系です。

もう1つだけ箱を用意します。ここに入れていくのは「収納ケース」です。
つい増やしてしまった収納ケースや、今まで使っていた場所では不要になった収納ケースなどはありませんか?

こうしたものを1ヵ所に集めておくと、収納を見直したときにさっと取り出せて使えて便利です。いずれはぴったりフィットするような収納ケースを買ったりするかもしれませんが、それまでのつなぎとしても使えます。

このように、すぐに捨てない片づけをすると、日常のちょっとした困りごとに役立つことがあります。

ただし、上にも書いたように、持ちすぎては意味がありません。必ずルールを決めて、それ以上は増やさないようにしましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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