【勝間和代x川村真木子】母親になってから窮屈だと感じたことがある人へ。

ライフスタイル

2020.08.26

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ママ友の存在が人生を豊かにしてくれる

川村:私の考え方とか子育ての方法とかはけっこう日本だとあまり馴染んでないことが多いので、ママ友からも心配されたり、批判されたりもしますね。

勝間:そんなときはどうするの?付き合いを減らす?

川村:いえいえ、ママ友から学ぶことって、とても多いと思っています。私は普段ずっと会社にいる生活なので、だんだん会社や自分の周りの狭い範囲しか見えなくなってしまう自覚もあって。

でも、ママ友たちと会話をすると、彼女たちは私が普段いる世界とは違う目線で物事を見ているのを感じます。私とは違う目線の意見を聞くと、多方面から物事を見つめることができます。そのおかげで物事をバランス良く理解することができるのです。
それは、有り難いことだし、視野が広がって楽しいですよ。

勝間:いいものは取り入れよう、ですよね。
私もママ友たちとは今でもお付き合いが続いています。私は何十年もムギ畑という名前のママ友サークルをやっていました。私がサークルムギ畑の主催者である「ムギさん」だというと、びっくりする人がいるんですよ。意外に知られてないようです(笑)。

やはりママ友との助け合いができて良かったです。助け合いって有り難いことだし、何よりこの関係性が楽しいんですよね。

川村:それわかります。私もママ友との関係性を楽しんでます。
それぞれの立場で意見が違うのは当たり前で。でも例えば家事のアウトソースだったり、男女のパワーバランスだったり、私の中で絶対譲れないことというか「正しい」って思っていることもあって(笑)
そんな時は長期的な戦略でママ友たちに私の意見をわかってもらいたくて、ママ友を洗脳しています。結構嫌がられますが(笑)

勝間:なにかしらフィーリングが合って交友関係が続いているんだから、一つの価値観が合わないからって切り捨ててしまうともったいないですよね。

川村:そうそう、だから、ママ友とは育て合っている感じかもしれません。私も学ぶことや気付くことがあるので。

ちなみに育てあいをしているのは、ママ友だけじゃなくて。会社の人や、仕事の取引先の人でも、長期的目線で育てあっていますね。

勝間:いいですね。人間関係をそのように考えられると建設的ですね。
私はそういう関係を「生暖かく見守る」と呼んでいます。程よい距離感を保ちつつ応援する感覚です。
長期的に生暖かく見守りあって、育てあっていく関係性が自分の人生を豊かにしてくれる気がしますね。

【勝間和代x川村真木子】対談
第2回目:あなたが働くことがパートナーのうつ病予防に!?女性の仕事選び
第3回目:ブランクがあっても諦めないで!女性の社会復帰で必要なものは1つ
第4回目:酸いも甘いも経験した2人が語る「楽しく生きるためのたった1つの条件」

勝間和代さん、川村真木子さんプロフィール

勝間 和代さん
東京生まれ。3女の母。
経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。23歳で公認会計士試験に合格。監査法人、外資系銀行、大手コンサルティング会社での勤務を経て独立。著書に『勝間式 超ロジカル家事』『ラクして おいしく、太らない! 勝間式超ロジカル料理』など。最近は家事にも「ロジカルシンキング」を取り入れ簡単でコスパのいい方法を実践している。

川村 真木子さん
奈良県生まれ。一児の母。高校時代に渡米、UCバークレーを卒業する。卒業後、米投資銀行ゴールドマンサックスを経て米大手投資会社に転籍。4万人のフォロワーを抱える社会派インスタグラム@makikokawamura_が人気。

 

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