おうちごはんを楽しむコツは?食べる側からの「おいしそう〜!」がもらえたら、100点満点!
おうちご飯を楽しむコツ
毎日の食事の支度に疲れてしまう人が多い中、おうちごはんを楽しむためのコツをうかがってみました。
「自分の作った料理を喜んでもらえると、作った側もうれしくなります。食べる前からの「おいしそう〜!」の声がもらえたら、100点満点! 簡単なレシピだからこそ、面倒で省いてしまいがちな小ネギをプラスして彩りに気を使うことは大事ですよ。」
おいしそうに見える盛り付けも大切。
「器はお気に入りのものを使います。盛りつけはお皿いっぱいに広がるように盛り付けるよりも、真ん中に盛り付けて、周りには余白を残してゆとりをもたせたることで、おいしそうに見えます。」
ワンプレートで完結するものこそ、家族の好きなものを入れるようにして、かおしさんは食事時間を楽しんでいるそうです。
レシピ開発の裏側・こだわりポイントは「見ただけで想像できる味」
かおしさんが「#在宅楽飯」を考える時のポイントは「味が想像できるか」だとか。
味の想像がつかないものだと作る側のハードルが上がってしまうので、ベーシックな料理をヒントにしながらアレンジを楽しむことがポイントなんだそう。
こうすることで作る人の「作ってみよう!」の気持ちを盛り上げることができますよね。
食卓に頻繁に並びがちなメニューでも、アレンジをして変化をつけることで、家族からの「また◯◯!?」という声も「おいしそう〜!」に変わるんだとか。
家族からの声は、作る側にとって何よりも励みになり、「またがんばろう!」の活力につながりますね。
では、書籍にある100のレシピの中から、テレワークのお昼休憩中でもサッと作れて、サッとおいしく食べられて、さらにサッと後片付けまで終えられる! 「なめたけ釜玉うどん」と「ねぎ塩しらす丼」の2つのレシピをさっそくご紹介。実際に作ってみたので、できあがりまでにかかった時間と食べた感想をレポートします。
熱々のうちに混ぜるのがポイント!思わず2玉食べたくなる「なめたけ釜玉うどん」
かおしさんの在宅楽飯レシピ「なめたけ釜玉うどん」
少しかけるだけでおいしそうに見えて、風味がアップする白ごまを“魔法のつぶつぶ”だと話すかおしさん。時間に余裕のあるときには、卵以外のトッピングを小鉢に入れて食卓に並べ、セルフでそれぞれかける楽しみ方もおすすめとのこと。
【材料】(2人分)
・冷凍讃岐うどん...2玉
・ごま油...小さじ2
・めんつゆ(2倍濃縮)...小さじ2
A
・卵(常温)...2個
・なめたけ...大さじ3〜4
・万能ねぎ(小口切り)...適量
・白いりごま...大さじ2
【作り方】
1. 冷凍うどんは電子レンジで袋の表示時間通りに加熱する。
2. 器にうどんを入れてAをのせ、ごま油とめんつゆをまわしかける。
【おいしく食べるためのワンポイントアドバイス】
このレシピは、うどんが熱々のうちに混ぜることが最重要ポイント。卵に熱が入り、まろやかな食感にするため、必要な材料はすべて目の前に用意してから調理をスタートします。
【実際に作ってみた!】
冷凍うどんを電子レンジに入れると同時にストップウォッチスタート。できあがるまでの所要時間は「4分49秒」でした(※1人分を作るのにかかった時間です)。
熱々のうどんに絡めた卵のとろ〜り感が贅沢! ごま油と白ごまの風味がアクセントになっています。
ねぎが苦手な子どもには、万能ねぎの代わりにきゅうりを使用してもよいそう。なめたけにしっかりと味があるので、水分の多いきゅうりでもおいしく食べられました。
じつは、1人で思わず2玉食べてしまったほどのおいしさ……。いつも同じ味つけになりがちな、うどんの新しい食べ方を発見したい方におすすめですよ。
これから、しらす丼は“ねぎ塩派”!3分台で作れる「ねぎ塩しらす丼」
ぐっちさんの在宅楽飯レシピ「ねぎ塩しらす丼」
ぐっちさんのインスタグラムでも紹介されている、こちらのレシピは、ぐっちさん考案のレシピの中でも、トップ3に入るほどの自信作だそうです。
【材料(2人分)】
・ご飯...茶碗2と1/2杯分
・釜揚げしらす...100g
・卵黄...2個
・塩...ふたつまみ
・白いりごま...大さじ1
A
・ごま油...小さじ2
・万能ねぎ(小口切り)...適量
・コチュジャン...少々
【作り方】
1. 器にご飯を盛り、塩と白ごまをふりかける。
2. しらすと卵黄をのせ、Aをトッピングする。
【おいしく食べるためのワンポイントアドバイス】
しょうゆやポン酢で食べることが多いしらす丼を韓国風の味つけにアレンジしています。ふわりと香るごま油の風味がポイント。
【実際に作ってみた!】
ご飯を盛る直前にストップウォッチスタート。できあがるまでの所要時間は「3分29秒」でした(※1人分を作るのにかかった時間です)。
絶妙な塩加減がやみつきになる味わい! 途中でコチュジャンを混ぜて変化をつけると、2倍のおいしさが楽しめます。しらす×韓国風の味つけは大正解。
簡単でスピーディーに作れるので、普段あまり料理をしない男性も気軽にチャレンジしやすいレシピです。
ぐっちさんが書籍の中でも紹介されていますが、しょうゆかポン酢で食べるのが一般的なしらすをアレンジした「ねぎ塩しらす丼」。一度知ってしまったら、これからは“ねぎ塩派”の勢力が増えそうな予感……。
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