【1日5分で脳を休める】現代人はスマホやテレビの情報があふれて疲れている!脳を休めて安眠する呼吸法とは

心と体

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2020.10.10

秋も深まり、昼と夜の寒暖差が大きくなってきました。
頭痛・眠れない・なんだかモヤモヤするなどといった心と身体に不調が起こりやすくなる時期です。
それは…自律神経のバランスが乱れていることが原因かもしれません。
そこで、ヨガインストラクターでセラピストの筆者がおうちで簡単にできる対策法をお伝えします。

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自律神経とは?

「自律神経」とは、私たちの意識とは関係なく働いている神経のこと。

呼吸・循環・代謝・体温調整・胃腸の働きなど、24時間休みなく無意識に調整してくれています。

脳の視床下部から指令が送られ、2つの神経がシーソーのようにバランスを保っています。
1つは緊張しているときに働く交感神経、もう1つは、リラックスしているときに働く副交感神経です。

気候の変化やストレスが原因となり、この2つの神経のバランスが乱れると心と身体の不調が起きやすくなります。

アロマで呼吸を深めよう!

自律神経は無意識に働いているため、自分の意思ではコントロールできないと言われていますが
唯一コントロールできるのがヨガで大事とされている「呼吸」です!

普段無意識でしている呼吸ですが、ストレスや姿勢の悪さ、更にマスク着用により、気がつかない間に呼吸が浅くなりがちです。

自律神経のバランスを整える上で大切な呼吸ですが、深い呼吸は難しい…という声は少なくありません。

そこで、自然と呼吸を深めてくれるのがアロマの香り。心地よい香りは鼻呼吸を意識しやすくなるメリットもあるためオススメです。

アロマの心地よい香りは、本能を司る大脳辺縁系にわずか1.5秒で届くため素早く自律神経のスイッチを切り替えてリラックスするために効果的です。

特にラベンダーは、副交感神経を優位にしリラックス効果が高いオイル。
香りの力を借りて、自律神経のバランスをとり不調の改善を目指しましょう。

アロマ呼吸でリラックスしよう!

○やり方

1.アロマをお部屋に香らせます。

2.安楽座(あぐら)で座ります。

3.背骨をスーッと伸ばして軽くアゴを引き目を瞑ります。

4.鼻から息を吸いながらお腹を膨らませ、アロマの香りを全身に届けたら鼻からゆっくり吐きながらお腹を薄くします。

5.少しづつ身体の力をゆるめてリラックス。5分程繰り返します。

 

○ポイント

・吐く息を長くすることで副交感神経が優位になりやすくリラックス効果が高まります。
・鼻呼吸がオススメですが、苦しい場合は鼻から吸い口から吐きます。
・目安は1分間に4〜5セット。
・香りを感じながら深い呼吸で全身を温めていきます。

 

○期待できる効果

・自律神経を整える
・心身のリラックス
・睡眠の質アップ
・アンチエイジング
・ウエストのシェイプアップ
・冷え・むくみの予防・改善
・免疫力アップ

オススメのアロマと使い方

自律神経を整えることに役立つオススメのアロマオイルは3種類。
・「ラベンダー」
・「クラリセージ」
・「ベルガモット」

 

オススメの香りが苦手な場合は、今の自分が好きだと感じる香りでOK。アロマオイルは天然成分100%ものを選びましょう。

 

アロマオイルの使い方はいろいろあります。
例えば……

・ディフューザーなどで香りを拡散させる
・タオル・ティッシュに1・2滴垂らす
・マグカップにお湯を入れ1・2滴垂らす 

 

自分のやりやすい方法で、楽しんでください。
ただし、直接お肌につけたり、飲むことは避けましょう。

呼吸とアロマは最強の組み合わせ!
現代は情報が多く脳も休まる暇がありません。
何も考えず頭を空っぽにして香りと呼吸を感じる時間を作ってみましょう。
イライラした時・気分が落ち込んだ時・寝る前などに短時間でリセットできるのでオススメです。
1日5分のセルフケアで身体を元気に!ゆらぎやすい秋を楽しみましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

楠部 静代

楠部 静代

自分らしく健康で笑顔の毎日をサポート! セラピスト・ヨガインストラクター・3人のママ(10・8・5歳)楠部静代です。神奈川・オンラインを中心にママの為のヨガレッスン・癒しイベントを定期開催中。 IHTA認定ヨガインストラクター・ チャイルドボディセラピスト・ ベビトレヨガインストラクター・ JHRS認定リフレクソロジープロライセンス実技士・ AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー

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