【お腹&下半身痩せ】水太りに効くむくみ解消レシピ2選

料理・グルメ

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2020.12.10

お腹周りや下半身をダイエットしたい……そんな方は多いですよね。でももしかしたらあなたは「水太り」タイプなのかもしれません。 「足のむくみが気になる」「朝起きた時の顔のむくみがひどい」などのお悩みはありませんか? 水太りタイプには、一般的に色白で、ふっくらとした感じで、皮下脂肪が厚く、足にむくみを感じやすい方が多いです。このようなタイプの方は、からだに余分な水分が溜まりやすく、排出がうまくいっていないために太りやすいのかもしれません。 今回は、水太りの解消に役立つ食材「なす」がダイエットに効く理由と簡単ダイエットレシピをご紹介します。

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1.なすがダイエットに効く理由

季節や体調に合わせて食材を選んで作る料理である薬膳では、なすは胃腸を元気にして、働きを活発にしてくれる食材と言われています。そのため消化・吸収の働きが整えられ、代謝が良くなります。また、カリウムを豊富に含むため利尿作用があり体に溜まった余分な水分の排出を促してくれます。そのため、むくみ改善に効果的です。その他にも、なすの紫色の色素の成分であるアントシアニンは血液をきれいにし、血流を良くする作用があります。

2.なすと生姜の味噌汁

 

なすは、からだを冷やす作用があるため大量に食べ過ぎるとお腹を壊したり冷え性の悪化を招きます。その冷やす作用を軽減させるには、体を温める食材と組み合わせるといいでしょう。たとえば、生姜と組み合わせてスープや味噌汁にするとからだを冷やす作用が軽減され、水太り解消効果をアップさせることができます。

(材料)2人分
・なす 1本
・水 300ml
・和風顆粒だし 小さじ1
・しょうが ひとかけ(またはしょうがチューブでもOK)
・味噌 小さじ2

(作り方)
1.なすは8mm幅の半月切りにする。しょうがは皮を剥き、すりおろしておく。
2.水に和風顆粒だしを入れて、火にかける。
3.なすとすりおろしたしょうがを入れて弱火で2分煮る。
4.なすが柔らかくなったら味噌を溶く。

3.なすの和風スープカレー

 

なすはカレーとの相性も抜群です。ダイエット向きならば、普通のカレーよりも、スープカレーにする方がカレールウの使用量を減らせるためカロリーを抑えることができます。カレールウの使用量を減らす代わりにカレー粉をプラスすると良いでしょう。カレー粉にはターメリック、唐辛子を始めとした多くのスパイスが含まれています。スパイス類は体を温め、胃腸のはたらきを高めてくれるのでダイエット効果を高めてくれます。

(材料)2人分
・鶏もも肉・・・・200g
・なす・・・・・・1本
・トマト・・・・・1個
・カレールウ・・1ブロック
・カレー粉・・・大さじ1
・めんつゆ(3倍濃縮タイプ)・・・30ml
・水・・・・・・600ml

(作り方)
1.トマトは2cm角に切る。なすは乱切りにする。鶏もも肉は一口大に切る。
2.鍋にサラダ油大さじ1を熱し、鶏もも肉を炒める。そこにカレー粉を入れて香りが立つまで炒める。めんつゆ、水を加えて沸騰したらアクを取り、蓋をして弱めの中火で30分煮る。
3. カレールウを加え、トマトを加えてさらに10分煮る。

4.水太りダイエットに役立つ漢方薬は?

「水太りに悩まない体質を手に入れたい」そんな方には漢方薬がおすすめです。

原因がはっきりしない症状や、ずっと継続して抱えている不調の多くは、心身のバランスが乱れてしまったために起こるものです。漢方薬は、こうした全体のアンバランスをうまく調整し、体質改善を目指すものです。
バランスの取れた食生活や運動習慣を継続するのは大変という方でも、漢方薬なら、症状や体質に合うものを飲むだけなので、手軽に毎日続けることができますよ。

水太りに悩む方におすすめの漢方薬をご紹介します。

 

<水太りの方におすすめの漢方>

・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):汗っかきなのにむくみやすい、水太りの人へ。
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):足がむくんで冷たく、月経トラブルがある人へ。
・八味地黄丸(はちみじおうがん):疲れやすく、手足が冷え、むくみがちな人へ。

ただ、体にやさしい漢方薬とはいえ、自分の体質に合っていなければ、良い効果が見込めないだけでなく、副作用がおきることもあります。自分に合う漢方薬を見つけるためにも、購入時には、できる限り漢方に詳しい医師、薬剤師等にご相談ください。

お手頃価格で不調を改善したい、という方にはスマホで気軽に専門家に相談できる「あんしん漢方」のような新しいサービスもおすすめです。AI(人工知能)を活用し、漢方のプロが効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が話題です。

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5.なすを上手に取り入れて水太りを解消しよう

 

からだの余分な水分を排出しやすくしてくれる食材「なす」。冷えは体の代謝を落とし、ダイエットを妨げる原因にもなるので、なすの冷やす作用を軽減させるために、温め食材である生姜やカレー粉などと組み合わせて取り入れましょう。

<この記事を書いた人>

 

道川 佳苗

漢方薬・生薬認定薬剤師。調理師。薬膳アドバイザー。
大学卒業後、薬局にて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、調理技術、栄養学を学ぶため服部栄養専門学校に入学し卒業する。現在は今までの経験を活かし web上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

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著者

道川 佳苗

道川 佳苗

大学卒業後、薬局にて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、調理技術、栄養学を学ぶため服部栄養専門学校に入学し卒業する。現在は今までの経験を活かし web上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

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