犬や猫にもトラウマが!地震を怖がるペットに対して飼い主ができる「3つの心のケア」

家族・人間関係

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 地震などの災害を怖がるペットに対して飼い主ができる心のケア

2021.02.18

東日本大震災の後も宮城や福島などで大きな余震が続きますね。犬や猫にもトラウマというものがあり、怖い思いをしたペットの心のケアもとても重要となります。今回はペットケアアドバイザーの視点から、地震などのあとに飼い主がペットにしてあげられる、精神面のケアの方法をご紹介します。

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犬や猫にもトラウマはある

ペットにもトラウマはある

先日、宮城と福島を中心とした大きな地震がありましたが、仙台に住んでいる我が家も震度5強の大きな揺れに見舞われました。
我が家には猫が1匹いるのですが、ひどく怖がってしまい大きな揺れの後はしばらくゲージに閉じこもったまま出てきませんでした。
ゲージから出てきた後も大きな音や小さな揺れに過敏に反応し隠れるようになり、大きな揺れがあった時間にいた寝室は今でも「怖い」と思っているようで一切入らなくなりました。

犬や猫などのペットも私たちと同じようにトラウマがあることを理解し、しっかりと受け止めてあげるように心がけましょう。

ペットにできる心のケア 1:飼い主が落ち着くこと

まずは飼い主が落ち着くこと出典:www.photo-ac.com

犬や猫は飼い主の感情を感じ取るのがとても上手です。飼い主が不安に思っているときにはペットにもその不安がうつってしまうのはごく当然のこと。
飼い主側も怖い思いをしたかもしれませんが、まずは飼い主が落ち着いて行動することを心がけましょう。

ペットにできる心のケア 2:ペットにしっかり寄り添う

ペットにしっかり寄り添う出典:www.photo-ac.com

犬や猫は当然ですが“地震がなぜ起こるのか”を知りません。
ですので人間以上に不安な気持ちが大きいですし、中には「飼い主が怒って地震を起こしている」と勘違いしている子もいるでしょう。

地震などペットが怖がることが起こった時には、「大丈夫だよ」と優しく寄り添ってあげてください。どんなに小さな揺れでもしっかりと寄り添い、安心させてくださいね。
揺れがおさまってもすぐに立ち去るのではなく、時間が許せばしばらく側にいて撫でてあげるようにしましょう。

ペットにできる心のケア 3:しばらく強く叱るのは避ける

強く叱るのは避ける出典:www.photo-ac.com

普段であればペットが悪いことをすれば叱るというのは飼い主の義務であり愛情でもあります。
しかし、地震などの災害のあとはペットも飼い主同様に大きなストレスがかかっている状態です。
大きなストレスがかかっているときに叱ってしまうと、さらにストレスは増してしまいますし、叱ったところで学習する余裕もありません。
地震などの後しばらくは「多少の粗相は仕方がない」と割り切って、ペットが何かしても強く叱ることはできるだけ避けましょう。

地震などのあとに怖がるペットに対して必要なのは“ペットに安心できる場所を与えること”です。
そして、その安心できる場所とは“飼い主自身”なのだということを常に心に留めておきましょう。

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著者

ゆみみん

ゆみみん

動物が大好きで自身でペット関連のサービスを運営しながら、Webライターとしても活動しています。 「読者に寄り添った記事を書くこと」をモットーに、自身の経験なども織り交ぜながら伝わりやすくすることを心がけています。

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