お尻の形によって行うべきトレーニングが違う!"結果を出すトレーナー"が指南する【お尻タイプ別・美尻エクサ】

心と体

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2021.05.31 更新

「結果を出す」トレーナー平田雄士さんに、お尻の形のタイプ別に効果的な美尻エクササイズを教えてもらいました。自分のお尻の形は何タイプかをチェックして、理想の美尻に近づけましょう。

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お尻の悩みで多いのは、大きく分けて3タイプ

理想は全体的に丸みのあるハート形ですが、お尻の形はもともとの骨格も影響してきます。お尻の筋肉が衰え、たるんできたときになりやすいのが下記の3タイプ。

お尻出典:stock.adobe.com

V字型…ピーマン型ともいわれます。お尻の上部にボリュームがあり下部にボリュームがないため、お尻と足が一体化。

スクエア型…お尻に丸みがなく偏平気味。前から見たときも横の丸みがないので女性らしいシルエットが出にくい。

A字型…骨盤が長い人に多いタイプで、洋梨型ともいわれます。お尻全体が垂れ下がり、足との境目がボテッとしがち。

それぞれのタイプ別に、美尻に近づけるエクササイズを紹介します。

スクエア型は、とにかく丸みをつける

ヒップ出典:stock.adobe.com仰向けで行うヒップスラスト

スクエア型は、お尻全体に丸みをつけるヒップスラストと呼ばれるエクササイズがおすすめ。仰向けで行うのが一般的ですが、よりお尻に負荷をかける方法を紹介します。

やり方

  1. 膝と同じくらいの高さの椅子にもたれかかり、膝を曲げます。
  2. 体が床と水平になるところまで骨盤を上げ、お尻にキュッと力を入れて3秒キープ。このとき、膝の真下にかかとがくるようにしましょう。
  3. 1日12回×3セットが目安です。

V字型は、とにかく境目を作る

スクワット出典:stock.adobe.comスクワット

V字型はお尻と足の境目を作りたいので、お尻の下部に効かせるスクワットが効果的です。スクワットにはいろいろな種類がありますが、基本のやり方を紹介します。

やり方

1.足を肩幅より広めに開き、つま先は外向きにして真っ直ぐ立ちます。

2.息を吸いながらお尻を後ろに突き出すように、太ももが床と水平になるくらいまで膝を曲げます。このとき、顔は正面、背中は真っ直ぐ、膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。

3.息を吐きながら元の姿勢に戻り、最後にお尻にキュッと力を入れます。

1日10回×3セットが目安です。

A字型は、とにかく引き上げる

ヒップエクステンション出典:stock.adobe.comヒップエクステンション

A字型は、垂れ下がったお尻の筋肉を引き上げたい。ヒップエクステンションや、ヒップアブダクションと呼ばれるエクササイズが効果的ですが、より手軽なエクササイズを紹介します。

やり方

1.足を肩幅に開いて、軽く膝を曲げます。

2.膝を外側に開いて、元の位置に戻します。地味な動きですが、お尻の上部に効いているのが実感できるはず。

1日10回×3セットが目安です。

まとめ

前回紹介した、美尻を作る歩き方にプラスして行えば、より効果が期待できます。日常生活で正しい体の使い方ができていれば、自然とお尻の筋肉が鍛えられるので、エクササイズも無理なく行えるはずですよ。

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著者

平田雄士

平田雄士

「結果を出す」ボディトレーナー。アリゾナ州立大学運動科学科で運動生理学を学ぶ。在学中よりプロアスリート御用達のトレーニング施設で経験を積み、帰国。豊富な指導経験と実体験、科学や心理学などを用いてエビデンスに基づくオリジナル手法を編み出し、パーソナルトレーナーとして、アスリートや弁護士や外資系コンサルタント、政治家まで累計1000人以上を指導。著書に『見るだけダイエット図鑑』(大和出版)がある。

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