答え:2 役目が軽すぎる
「役不足」と「力不足」は反対の意味があります。
詳しく解説します。
「役不足」とは、ある人に向けられた役が「力量に対して小さい、物足りない」という意味。
反対に「力不足」は、役に対してある人の「力量が少ない、足りない」という意味になります。
ですから、他人から「力不足」と表現されたら、暗に批判されているということ。また、弁明する際など、自らを「力不足でした……」などと表現すると、謙遜の意味が込めらるので、覚えておくとよいでしょう。
正反対の意味を持つ、2つの言葉。相手に使う際には、気をつけている人も多いのですが、自分に向けて使うときこそ、要注意です!
「新しいブロジェクトリーダー、私では力不足です」
意味:私の実力がなく、業務を全うできそうもない
「新しいプロジェクトリーダーは、私にとって役不足です」
意味:リーダーの仕事なんて、簡単すぎて私に失礼!
一見、同じことを言っているようでも、全く正反対の意味が相手に伝わってしまうので、気をつけて。