夏はなぜむくみやすい?
むくみとは、さまざまな理由により血液やリンパの流れが悪くなり、細胞と細胞の間に水分と老廃物がたまってしまうこと。
むくみの原因はいろいろとありますが、主な3つを見ていきましょう!
1冷え
夏は冷房や冷たい飲み物やカラダを冷やす食べ物を取る機会が増える事で、知らず知らずのうちに体は冷えてしまい、むくみ・疲れがとれにくいといった悪循環に......。
特に足首まわりが冷えることで、ふくらはぎの筋肉が硬くなり下半身のむくみにつながるため要注意!
2自律神経の乱れ
猛暑の屋外と、冷房の効いた室内を行き来することによる急激な温度差は、「交感神経」と「副交感神経」のスイッチが上手く働かなくなり、バランスが乱れやすくなります。
アラフォー世代は特に、ホルモンバランスが乱れることで自律神経が乱れ、血液やリンパの流れが悪くなり、むくみやすくなります。
3運動不足
夏は暑さにより運動が億劫になりやすく、汗をかく機会が減り、それによって血液やリンパの流れが悪くなり、不要な老廃物がたまりやすくなります。
運動不足や加齢により、筋力量の低下につながり代謝を下げるためアラフォー世代は要注意!
むくみの対処法3選!
1お風呂や足湯
夏はシャワーだけで済ませがちですが、夏こそ冷えてしまった体を芯から温めてリラックスすることで全身の巡りが良くなり、不要な老廃物を排出できます。
2フットマッサージ
第二の心臓と言われる足を刺激しほぐすことで、筋ポンプ運動を助け、血液やリンパの流れを促し、体内にたまった老廃物をデトックス! むくみ解消効果が期待できます。
3適度な運動
暑くても適度に体を動かして汗をかき、血液やリンパの流れを促し、代謝を上げることは大切です。
室内で無理なく体を動かし、呼吸で芯から温めるヨガがオススメ!
継続することで筋肉量が増え代謝がアップし、むくみにくくなる効果も期待できます。
そこで今回は、むくみに効果的なヨガを1ポーズご紹介します。
むくみに効果的!ローランジポーズ
- 息を吐き、股関節を引き込みながら前屈をします。手はカップハンズ、膝は曲がっていてもOK。首の力を抜き、太もも裏・ふくらはぎをストレッチ。
- 片足を後ろに大きく出します。前足は踵の上に膝がくるように踏み込みます(つま先より膝が前にでないように、つま先と膝は同じ向きにしておく)。
- 踵は後ろの壁を押すようにし、骨盤は正面、背中は丸くならないように真っ直ぐ保ちます。
- ここで3〜5呼吸(30秒〜1分)キープします。
- 足を入れ替え反対も同様に行います。
【ポイント】
- 腹式呼吸で丁寧な呼吸に合わせて行います。
- お腹を引き込み、後ろ足と頭頂で引っ張りあうイメージで行います。
- 伸びている部位、使っている筋肉を意識して行います。
【注意事項】
- 体調不良時は控えます。
- 飲酒後・食後すぐは控えます。
- 違和感が出た場合はお休みします。
【期待できる効果】
- むくみ・冷え解消
- 代謝アップ
- 体幹、下半身強化
- 姿勢改善
- 自律神経を整える
- ホルモンバランスを整える
- デトックス など
毎日の習慣におうちヨガを!
いかがでしたか?
無理なくおうちでできるヨガを毎日の習慣にして、むくみ知らずのスッキリ足で、この夏を快適に過ごしましょう!
1ポーズでも継続することで、カラダにも気持ちにもいい変化が現れてくれるはず。ぜひお試しください。