モノを手放すのが苦手な方は冷蔵庫やキッチンから
キッチンは賞味期限や消費期限のある食材や飲料が多く収納されている場所。手放す基準が明確なモノが多いので、モノを手放すのが苦手な方でも、比較的片付けがスムーズに進みます。例えば、手放すのが苦手な方が、いきなり洋服の片付けから着手してしまうと、まだ着れるから……、いつか着るかも……という理由でモノを手放す基準が定まりにくく、片付けが進まなくなってしまいます。まずは期限のある食材から、片付けを進めて、モノを手放す練習をしていきましょう。
モノが多い!そんなあなたは押入れやパントリーから
押入れやパントリーは、普段の生活ではあまり使わないモノが、収納されているスペースであることがほとんど。モノが多いお家の場合、何年も使っていないモノが、押入れやパントリーに押し込まれていて、よく使うモノやたまに使うモノが、テーブルの上に出しっ放し、床に置きっぱなしになっているケースが多いです。
その場合、まず片付けるべきは、何年も使っていないモノが押し込まれている押入れやパントリーです。何年も使っていないのであれば、手放しても生活に困ることはないのでは? 改めてモノと向き合って、スペースをつくりましょう。押入れやパントリーに、新たなスペースが生まれれば、ダイニングテーブルの上に置きっぱなしになっているモノや、床に置きっぱなしになっているモノを収納するスペースが生まれます。
家族とのコミュニケーションをとりたいあなたはリビングから
最近、家族とゆっくり過ごしていないな……、家族とコミュニケーションがとれていないな……と感じている方は、リビングから片付けをはじめてみましょう。たくさんの洋服がソファに積み重なっていたり、雑誌や本がラグの上に山積みになっていたりしませんか? ゆっくりとリラックスして過ごしたいリビングに、モノがたくさんあると、モノとモノが発するエネルギーでリビングがごちゃついてしまい、家族とのコミュニケーションが取りにくくなります。風通しのいいリビングで、家族とリラックスして過ごすためにも、リビングには個人のモノは持ち込まず、家族が共有して使うモノを収納するようにしましょう。
片付けのお悩み別に、最初に取りかかると片付けがスムーズに進む、おすすめの片付け場所をご紹介しました。片付けの悩みは人それぞれ。「どうしたら暮らしがラクになる?」「心が軽くなる?」「具体的に何にイライラ、モヤモヤしてる?」と、ご自身に問いかけながら、お片付けに是非取り組んでくださいね。