「衣類にお金をかけすぎな人」の特徴
自分では無自覚なうちに、洋服にお金をかけすぎてはいないでしょうか。なかには、洋服にお金をかけすぎてしまうことで、家計が苦しくなってしまう人もいますので、「費用のかけすぎ」には注意をしたいものです。
今回は、「洋服にお金をかけすぎてしまう人の特徴」を紹介しますので、もしかしたら当てはまっているかも……と心配な人は、よかったら参考にしてみてくださいね。
（１）いつも「服がない」と思っている
クローゼットの中にたくさん洋服があるのに、いつも「服がない」と思ってしまい、洋服を買いたくなってしまうということはありませんか？
実はこのような人は「服がない」のではなく、「今着たい服がないだけ」ということが多いのです。
「少し前に買った服は、どれもこれも今の気分ではない」という気分の問題であることも多く、少し洋服を整理すれば「まだまだキレイに着られる服」がたくさんある場合も多いものです。
気分に左右されて洋服を買ってしまうことが多くなると、いくら買っても満足できないことにもつながります。新しい洋服を買うのは、気分ではなく、季節や在庫数などで決めるように気をつけると、節約につながりますよ。
（２）結局、着ていない服がたくさんある
洋服にお金をかけすぎてしまう人は、オシャレであることも多いものです。そのため、新しい洋服を購入することに夢中になってしまうのですね。洋服が好きで、オシャレにこだわりがあるというのはとても素敵なことです。
とはいえ、持っている服のすべてを着用しきれず、タンスの肥やしになるほど服を所有してしまうのは、買いすぎではないでしょうか。
「せっかく買ったものだから」「いつか着るかもしれない」といった理由で着ていない服をいつまでもしまい込んでしまう人もいますが、結局着ていないなら衣服費の無駄遣いのみならず、大量の衣類のために収納ケースの買いすぎにつながる場合もあります。
新しい服を購入するのは楽しいものですが、やみくもに買うのではなく、長く着られるものを購入するようにするなど、衣類の費用を節約をしたいなら一度買った服を大切に使う気持ちも大切です。
（３）たまにしか使わないものが多い
洋服まわりの小物には、バッグ、ベルト、帽子など、たくさんのものがありますよね。このような洋服まわりの小物も種類がありすぎて、1度使っただけでしばらく使っていないものばかり……という人も、衣類に関する費用がかかりすぎている可能性があります。
なかには、クローゼットの整理をしたときに「こんなものも持っていたっけ」と首をかしげてしまう人もいるほどです。
反対に、節約上手な人ほど、このような小物類は、少しだけ持つようにして、さまざまなシーンで使いまわしているものです。洋服だけでなく、小物類までしっかり在庫の管理ができている人が多い印象です。
もちろん、節約という面で見れば、このような小物類は買いすぎないことに越したことはないですし、反対にオシャレでいることに優先順位を置くなら、お金のことなど気にせず買った方が良いということになります。
もし「お金の使いすぎが気になる」のであれば、使う頻度の低いものは買いすぎないように工夫すると、節約につながりますよ。
（４）セールに目がない
「セールを利用しているのだから、洋服にかかる費用は安くなるだろう」と考える人も多いのですが、実はセールに目がない人の洋服にかかる費用は意外と高くなりがちです。
コートやスーツなど、どうしても必要なものだけをセールで年に数回、数えられる範囲の回数で購入しているなどの場合は、コストの削減につながる場合がありますが、たいていの場合は「安くなっている」と思うと、「もうひとつ買っておこうかな」という心理が働きやすく、結果として買いすぎてしまうことにつながりやすいものです。
また、セール品は売れ残りであることが多いため「安いと思って買ったけど、流行遅れに感じてすぐに飽きてしまった」など、結局使わない洋服を増やしてしまう原因にもなりやすいものです。
セールで得をするつもりが、かえってお金を使いすぎているようでは、本末転倒ですよね。
「どうしてもセールを利用したい」という場合は、年間で購入する洋服の枚数や予算を決めて、その範囲で購入するなどし、「想定以上の買い物」をしないように工夫するとよいでしょう。
洋服の買い方を見直そう
洋服は、かけようと思えばいくらでもかけられる反面、節約しようと思えば節約できる支出でもあります。家計に問題を引き起こさない適切な範囲で洋服代をかけていれば問題ありませんが、「家計が苦しい」と感じてしまうなら、洋服の買い方も見直しましょう。
洋服を買うことが好きな人には、洋服を節約することは難しいことかもしれませんが、少しでも支出を減らしたいと考えているなら、できることから参考にしてみてくださいね。
