修行僧がこっそり食べていたという行者にんにく
行者にんにくをいただき「これは絶対納豆と合う……!」と確信しました。
シャキシャキ食感とにんにくのようなご飯がすすむ香り。さらに栄養価も申し分なし。ネキなどにも含まれる香り成分「硫化アリル」が特徴的です。
食欲を後押ししてくれたりビタミンB1の吸収をサポートしてくれたり、身体が疲れているときに回復に向けて食べていきたい栄養素です。
身体の土台作り
今回ご紹介するのは、納豆に「行者にんにく」と「釜揚げしらす」を組み合わせたレシピです。
釜揚げしらすには肌や髪のもとになるたんぱく質やカルシウムが豊富、行者にんにくにはカルシウムが骨に定着するのをサポートするビタミンKが豊富です。
骨という土台あってこその筋肉や肌。目に見える筋肉や肌だけでなく、見えない骨まで意識して健康的な身体作りの一歩先をいきましょう!
それでは、今回の腸がよろこぶレシピのご紹介です。
行者にんにくと釜揚げしらすの納豆和え
材料(2人分) 調理時間15分
納豆(タレカラシあり)……2パック
行者にんにく……3束ほど
釜揚げしらす……15g
いりごま……お好みで
めんつゆ(濃縮4倍)……小さじ2分の1〜1
作り方
1 納豆はタレとカラシをいれて混ぜておく。
2 行者にんにくは根本をとって熱湯でサッと茹でる。
3 ボウルで1の納豆・2の行者にんにくを1cm弱くらいで刻んだもの・釜揚げしらす・いりごま・めんつゆを混ぜ合わせる。
4 器に盛ったらできあがり。
参考文献:
『春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養辞典 最新版』吉田企世子監修, エクスナレッジ.(2016)