教えてくれたのは……小林青果株式会社
創業以来70年以上にわたり、北九州中央卸市場にて青果の生産者と小売店舗のバイヤーを結ぶ仲卸業を営む小林青果株式会社。九州各県だけでなく、全国各地から旬の食材や特性の強い商品を仕入れ、お客様へお届けしている。安全で安心できる食品の提供はもちろん、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼を大切にしている。
バナナと「食べ合わせが良い」食材4選
バナナはそのまま食べても美味しいですが、他の食品と組み合わせたり、食べ方に工夫をすることで栄養効果をさらに高めることができます。
以下は、バナナの栄養を最大限に引き出すためにおすすめな食べ方の例です。他の食品の良さも引き出すことができますよ。
1.バナナ×牛乳
バナナに含まれるビタミンB6と牛乳に含まれるトリプトファンが組み合わさることで、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの合成を助け、リラックス効果が期待できます。
2.バナナ×ヨーグルト
バナナの食物繊維とヨーグルトの乳酸菌が相乗効果を発揮し、腸内環境を整え、便秘の改善に役立ちます。また、ヨーグルトに含まれるビタミンB2とバナナのビタミンB6が脂質の代謝をサポートします。
3.バナナ×コーヒー
コーヒーに含まれるカフェインの摂り過ぎは頭痛の原因になることがありますが、バナナは血糖値のバランスを整える効果があり、頭痛の予防に役立ちます。
4.バナナ×小豆
バナナ、小豆とも食物繊維とカリウムが豊富で、便秘の予防やむくみの解消に効果的です。
冷凍することも効果的
冷凍することでバナナに含まれるポリフェノールが増加し、抗酸化作用による美容効果が期待できます。冷凍バナナはスムージーにして牛乳やヨーグルトと一緒に摂るのがおすすめです。
バナナの1日の摂取量の目安は?食べるタイミングもカギ
バナナの1日の摂取量の目安は、下記のとおりです。
- 大人……1~2本
- 子ども……100~150g程度
- 赤ちゃん……20~50g程度
食べるタイミングによっても栄養効果が変わるため、朝はエネルギーチャージに、昼は疲労回復に、夜はリラックス効果を目的として摂取すると良いでしょう。
バナナは、手軽に栄養を摂取できる優秀な食材のひとつです。食べ方と食べるタイミングを意識して、毎日の食生活に上手に取り入れてみてくださいね!