教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
にんじんと酢は相性が抜群
今回は、糖化(老化物質を作り出す過程)の予防に役立つ食前の一皿「酢にんじん」をご紹介します。糖化予防だけでなく、内臓脂肪を減らしたり、目の健康にもおすすめのレシピです。AGE(老化物質)を防ぐための食材のひとつに、酢があります。そのほか、抗酸化物質が有効です。
「酢にんじん」の作り方
「酢にんじん」は、冷蔵庫で2週間程度保存が可能です。一度に食べる量は、小鉢ひと皿分ぐらいです。食前に食べると、糖化予防や血糖値の上昇を緩やかにします。目の健康や内臓脂肪を減らす効果もあります。
材料
- にんじん(中サイズ)……2本
- 酢(黒酢など好みのモノでOK)……100cc
- 塩……小さじ3分の2
- はちみつ(好みで分量を加減してOK)……大さじ1
今回は調味料を合わせて作りますが、市販の調味酢などを利用してもOKです。
*はちみつは1歳未満の乳児には与えないでください。
作り方
1.にんじんを細切りにします。
2.食品用保存袋の中に酢、塩、はちみつを入れ、混ぜ合わせます。調味料を混ぜ合わせてから、にんじんを食品用保存袋の中に入れます。袋の中でにんじんをもみ込んで、味をなじませます。
3.空気を抜くように食品用保存袋の封を閉めて、できあがりです。
※食品用保存袋の中の空気を抜くようにして、にんじんを押さえつけて漬け汁が上に上がってきた状態にすると、味がよく染み込みます。
いかがでしたか? 「酢にんじん」は老化予防や目の健康におすすめです。酢の効果で消化吸収もよくなるので、ぜひ食前の習慣として取り入れてみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。