「UVカット機能つき衣類」には寿命がある?意外と知らない“替えどき”とは

家のこと

2024.07.15

夏の厳しい紫外線から守ってくれる「UVカット機能」のある衣類。最近はシャツやパーカーのほか、アームカバー、帽子などの小物などさまざまな商品があります。優秀なUVカット機能ですが、じつは永久的なものではありません。ここでは、意外と知らない「UVカット衣料の替えどき」についてご紹介します。

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「10回の洗濯」でも効果は落ちないけれど……

ユニクロのUVカット衣料

繊維に紫外線を反射させる原料を練り込んでいるタイプのUVカット衣料は、効果そのものは持続します。
しかし、UVカット衣料も洗濯すれば劣化するもの。繊維が劣化すると効果を感じにくくなります。
UVカットの効果についてユニクロに聞いたところ、第三者検査機関による試験の結果、「10回の洗濯でも効果が落ちない」ことを検証済みなのだそう。10回を超えても急激にUVカットの効果が薄れることはないとのことでした。

UVカット衣料を買い替えるタイミング

繰り返しになりますが、10回以上洗濯をしてもすぐにUVカット効果がなくなるわけではありません。しかし、着用や洗濯の仕方によっては効果が落ちる場合があります。
参考までに、買い替え時期を迎えたUVカット衣料特徴をまとめました。

1.生地が薄くなった

生地が薄くなったUVカット衣料

洗濯によって生地が薄くなると、UVカット効果も軽減する場合があります。

2.型崩れが起きた

型崩れが起きたUVカット衣料

繰り返し洗濯・着用することで型崩れしても、同じこと。衣類の劣化にともない、UVカット効果も得られにくくなります。

UVカット衣料の捨てどきを見極めて

夏に大活躍するUVカット衣料は、生地にUVカット効果のある原料を練り込んでいるため、効果は「半永久的」と言えます。
しかし、洗濯や着用による劣化で効果が薄れるため、UVカット効果そのものをずっと実感できるわけではありません。洗濯回数を目安に、生地の状態や着心地をチェックして、よきタイミングでUVカット衣料を買い替えましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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