教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
牛乳を使った一品
今回は、かぼちゃを牛乳で煮ていきます。牛乳に含まれる乳たんぱく質は、血液中の水分を保持する働きがあるそうです。乳たんぱく質が分解して作られるCPPという成分にも同様の作用がありますので、料理に適度に使っていただくのもおすすめです。もし牛乳が苦手な場合は、豆乳などを代用していただいても結構です。
「かぼちゃのミルク煮」
材料
- かぼちゃ……4分の1個
- 牛乳……150cc
- はちみつ(好みの糖類で代用可)……好みの量
- 塩
※はちみつは1歳未満の乳児には与えないでください。
作り方
1.かぼちゃの綿を取り、ひと口大に包丁で切ります。
※かぼちゃの皮に固い部分がついているときは、あらかじめ包丁で取り除いてください。
2.深めのフライパン(鍋でもOK)にかぼちゃを入れ、牛乳、はちみつ、塩を入れます。牛乳はかぼちゃの4分の1程度入れます。
3.落としぶた(キッチンペーパーなどで代用可)をし、その上からふたをして、弱火でかぼちゃが柔らかくなるまで煮ていきます。水分が足りなくなりそうな場合は、水や牛乳を足して調節してください。
※牛乳が吹きこぼれやすいので、火加減を弱めるなど調節をしてください。かぼちゃの大きさによっても煮る時間が変わってきますので、ときどき様子をみてください。
4.かぼちゃが柔らかくなったら、できあがりです。
いかがでしたか? 牛乳で煮ることはあまりないと思いますが、ミルクっぽさはそんなになく、優しい味にしあがっています。いつものかぼちゃの煮物とは全然違った、スイーツのような感じです。彩りのよいおかずなので作ってみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。