「加湿器」の劣化や故障につながる“NGな使い方”「うっかりやってた…」「NGだったんだ!」

家のこと

stock.adobe.com

2024.11.25

肌の乾燥だけでなく、空気中のウイルスの繁殖も防いでくれる「加湿器」。暖房でより湿度が下がりやすい今の季節、快適な暮らしに欠かせない生活家電です。しかし、使用方法を間違うと故障や劣化につながることも……。ここでは、やってはいけない「空気清浄機のNGな使い方」についてご紹介します。

広告

NGその1.タンクにお湯を入れる

加湿器の水を変えているところ出典:stock.adobe.com

寒い季節は、つい蛇口から温かいお湯を出したくなります。「お湯を入れたら、加湿器からも温かい蒸気が出るのでは……?」と考えることもあるでしょう。
しかし、加湿器は冷たい水を入れるのが適切です。40℃以上の水をタンクに入れて稼働すると、水温の高さが原因でカビが繁殖したり、加湿器が不具合を起こしたりする原因になります。

NGその2.浄水器の水を入れる

水道水出典:stock.adobe.com

加湿器のタンクに入れられる水は、水道水のみ。ミネラルウォーターや浄水した水の使用はできません。
加湿器を使うのならきれいな水の方がよさそうな気もしますが、水道水を使う理由は「塩素が含まれているから」です。
一般的に、水道水には雑菌の繁殖をおさえるために塩素処理が施されています。そのため、加湿器に水道水を使えば、タンク内で雑菌が繁殖するのを防いでくれるんです。
水道水以外の水を使うと、カビや雑菌が繁殖しやすくなりますのでご注意を。アロマオイルなどの芳香剤についても、故障の原因になりますので使用するのは避けましょう。

NGその3.タンクを洗わずに使う

タンクを洗うところ出典:stock.adobe.com

タンク内の水は、毎日交換が必要です。そのとき、タンクの水を捨ててすぐに新しい水道水を入れるのは、ちょっと待って!
タンク内は非常にぬめりやすく、1日でも雑菌が繁殖する場合があります。新しい水に取り換える際は、つどタンクの洗浄が必要です。タンクに水を入れて、キャップを閉めたら振り洗いしましょう。

加湿器の使用はただしい方法で

使い方を誤ると、蒸気とともにカビや雑菌が部屋中に散らばってしまいます。
加湿器は適切な方法で、室内の乾燥対策に役立ててください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告