歯磨き後に口をゆすぐときの“意外と知らないNG行為”「大量の水でゆすいでた…」「知らなかった!」

心と体

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2024.12.03

歯磨きをした後、口をどれくらいゆすいでいますか? じつは、大量の水を口に含んで何度もゆすぐのは間違いです。ここでは、歯磨き後のNGなゆすぎ方と合わせて、正しいゆすぎ方についてご紹介します。

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これは間違い!歯磨き後のNG行為

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丁寧に歯磨きをしても、間違ったゆすぎ方をすると歯磨き粉の効果が半減します。避けた方がいいNGなゆすぎ方は以下です。

NGその1.大量の水を口に含む

歯磨きをした後に大量の水を含んで口内をゆすぐと、歯磨き粉に含まれるフッ素がすべて流れ出てしまいます。

NGその2.何度も繰り返しゆすぐ

1回あたりの水量は少なくても、過度にゆすぐのはNG。大量の水でゆすぐのと同様に、せっかくのフッ素が落ちる原因になります。

NGその3.歯磨き粉の味がなくなるまですすぐ

歯磨きをすると、口の中に歯磨き粉の味や香りが残ります。しかし、すべて洗い流すまでゆすぐのも避けた方が無難です。
繰り返しゆすぐと歯磨き粉の風味とともに、フッ素まで流れます。歯磨き後の味が気になる方は、歯磨き粉自体を変える、使用量を減らすなど対策しましょう。

歯磨き後のゆすぎ方はこれが正解

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歯磨き粉に含まれているフッ素は、しっかり磨いても歯に長く定着しません。そのため、すすぎは極力少なく、最小限の水量で行うのが適切です。
すすぎに使う水量の目安は、「5~15mlほど」。大さじ1杯程度の水ですすぐ程度が理想的なので、コップ1杯が200mlの容量だとすると多すぎます。
少量の水を口に含み、5秒程度ブクブクゆすぐのが適切。1回で十分です。
毎日の歯磨きで虫歯や歯周病を予防するためにも、仕上げの“すすぎ”も正しい方法で行いましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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