これは間違い!歯磨き後のNG行為
丁寧に歯磨きをしても、間違ったゆすぎ方をすると歯磨き粉の効果が半減します。避けた方がいいNGなゆすぎ方は以下です。
NGその1.大量の水を口に含む
歯磨きをした後に大量の水を含んで口内をゆすぐと、歯磨き粉に含まれるフッ素がすべて流れ出てしまいます。
NGその2.何度も繰り返しゆすぐ
1回あたりの水量は少なくても、過度にゆすぐのはNG。大量の水でゆすぐのと同様に、せっかくのフッ素が落ちる原因になります。
NGその3.歯磨き粉の味がなくなるまですすぐ
歯磨きをすると、口の中に歯磨き粉の味や香りが残ります。しかし、すべて洗い流すまでゆすぐのも避けた方が無難です。
繰り返しゆすぐと歯磨き粉の風味とともに、フッ素まで流れます。歯磨き後の味が気になる方は、歯磨き粉自体を変える、使用量を減らすなど対策しましょう。
歯磨き後のゆすぎ方はこれが正解
歯磨き粉に含まれているフッ素は、しっかり磨いても歯に長く定着しません。そのため、すすぎは極力少なく、最小限の水量で行うのが適切です。
すすぎに使う水量の目安は、「5~15mlほど」。大さじ1杯程度の水ですすぐ程度が理想的なので、コップ1杯が200mlの容量だとすると多すぎます。
少量の水を口に含み、5秒程度ブクブクゆすぐのが適切。1回で十分です。
毎日の歯磨きで虫歯や歯周病を予防するためにも、仕上げの“すすぎ”も正しい方法で行いましょう。