「冷蔵庫のチルド室」の意外と知らない“正しい使い方”「何を入れるべきか分かってなかった…」

家のこと

2024.12.05

冷蔵庫についている「チルド室」。蓋付きのケースになっているため、食品を保存するのに重宝します。しかし、具体的にどんな食材を入れるべきか分からない方は少なくないはず。そこで今回は、意外と知らない「チルド室の正しい使い方」についてご紹介します。

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チルド室は冷蔵室と同じじゃない

冷蔵庫のチルド室

多くの冷蔵庫には、冷蔵室に一部チルド室が備え付けられています。しかし、チルド室と冷蔵室には違いがあります。

・冷蔵室:2~5℃
・チルド室:0~2℃

「チルド」とは、食品が凍る直前の温度をさすもの。そのため、冷蔵室よりも2℃ほど温度が低く、鮮度を保ちやすいメリットがあります。
しかし逆を言えば、低温によって凍ってしまう食材も……。基本的に水分が多く凍りやすい食材や、野菜・フルーツの保存は不向きです。

チルド室に入れるべき食材

チルド室の保存に向いている食材は、凍らせずに長期保存したいもの。水分量が少なく凍りにくい、以下の保存に適しています。

肉・魚

ひき肉出典:stock.adobe.com

鮮度が落ちやすい肉や魚は、チルド室に入れると長持ちします。完全に凍りきらずに保存できるので、解凍せずに使えるのもいいところ。

◆意外と知らない【NG保存】の記事も読む:じつは“冷蔵保存NG”な3つの調味料

ハム・ベーコン・ソーセージ

ベーコン出典:stock.adobe.com

ソーセージやベーコンなどの加工製品は、密封袋に入れてチルド室に入れましょう。ベーコンは冷凍すると解凍したときにドリップが出て旨味が流れてしまいます。チルド室で保管すれば凍らないため、おいしさをキープしてたまま保存可能です。

キムチ・納豆・味噌

納豆出典:stock.adobe.com

発酵食品をチルド室に入れると、発酵スピードが遅くなります。キムチ・納豆・味噌・ヨーグルトなど発酵がすすみやすい食品は、チルド室に入れておいしさも鮮度もキープしましょう。

詰め込みすぎはNG! 

チルド室も冷蔵室同様、食材の詰め込みすぎはNGです。無理に押し込むことはせずに、ゆとりを持って使用しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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