トマト×とろろで夏バテ対策!暑い日にスルスル食べられる「冷たいみそ汁」で熱中症予防

料理・グルメ

2025.07.19

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。食欲が落ちる暑い日は、冷たくて栄養のある一品がうれしい。そんな日におすすめなのが「冷たいみそ汁」。水分・塩分・エネルギーがまとめてとれて、子どもや大人の熱中症予防にもぴったり。トマト・とろろ・キムチ・大葉を組み合わせた、夏の定番にしたい簡単レシピをご紹介します。

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1.熱中症のリスクは「水分と塩分」の不足から

子ども出典:stock.adobe.com

暑い日は汗と一緒に水分や塩分、身体に必要な栄養素がどんどん失われていきます。
これが、だるさや熱中症の一因に。
みそは塩分やミネラルが自然にとれる発酵調味料。
冷たいみそ汁なら、水分と栄養を同時に補えて、夏の身体をやさしく支えてくれます。

2.とろろでエネルギーと胃のケアを

とろろ出典:stock.adobe.com

とろろに含まれる「アミラーゼ」は、でんぷんの分解を助ける消化酵素です。
なめらかで喉ごしがよく、エネルギー源にもなるので、食欲がない日にもぴったり。
胃にやさしく届く、疲れた身体の味方です。

3.トマトとキムチで「食べられる元気」を

キムチ出典:stock.adobe.com

トマトは水分が豊富で、クエン酸やカリウムなど夏にうれしい栄養がたっぷり。
キムチの酸味や発酵の旨みは、食欲を引き出してくれる組み合わせです。
大葉の香りを添えれば、口に入れた瞬間に気分までスッと整う一杯に仕上がります。

参考資料:熱中症環境保健マニュアル 2022

暑さで食欲が落ちる日も、身体はちゃんと栄養を欲しがっています。
火を使わず、冷たくてするっと食べやすいみそ汁が、夏バテの心強い味方になりますので、ぜひお試しください!

トマトととろろとキムチの冷製みそ汁

トマトととろろの冷製みそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間10分

熱湯……100ml
和風顆粒だし(味の素ほんだし)……小さじ2分の1
氷水……300mL
みそ……15〜20g
ミニトマト……5〜6個ほど
長芋……(皮を剥いて)100gほど
キムチ……50gほど
大葉……2〜3枚
すりごま……お好みで
ごま油……お好みで

作り方

1 耐熱ボウルに熱湯と和風顆粒だしとみそを入れて混ぜる。

みそ

2 1の全体が馴染んだら氷水を入れて混ぜる。

氷水

3 ミニトマトは半分に切り、長芋は皮をむいてすりおろし、とろろ状にする。大葉は刻んでおく。

4 器に3のミニトマトと長芋とろろと大葉・キムチを盛って2を注ぐ。

器に盛る

5 最後にすりごまとごま油をかけたら完成。

トマトととろろの冷製みそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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