30代からの「腸内ケア」に取り入れたい“ヌメ活”みそ汁

料理・グルメ

2025.09.03

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。年齢とともに腸内環境の変化を感じやすくなる30代。毎日の食事に「ヌメ活」を取り入れることは、身体の調子を支える工夫のひとつとなります。

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1.「ヌメ活」とは?

もずく出典:stock.adobe.com

「ヌメ活」とは、もずくやオクラ、なめこなどに含まれるぬめり成分を意識的に取り入れることを指します。
もずくのぬめりに含まれるフコイダンや水溶性食物繊維には、腸内環境を整える働きがあるとされています。
これらは健康維持をやさしく支えてくれる存在といえるでしょう。

2.組み合わせでおいしく、続けやすく

腸出典:stock.adobe.com

もずく酢の酸味は、みそ汁のまろやかさや卵のコクとよく合い、さっぱりと食べやすい一杯に仕上がります。
さらに、えのきだけの食物繊維やミニトマトのリコピンも加わることで、栄養バランスを補いやすくなるでしょう。
こうした食材の組み合わせは、無理なく続けられる腸内ケアにつながりますね。

3.30代から意識したい腸内ケア

和食出典:stock.adobe.com

腸内環境が整うと、栄養の吸収や代謝にもよい影響を与えると考えられています。
特に30代からは身体のバランスや生活リズムが変化しやすいため、日々の食事からのサポートが大切です。
みそ汁として取り入れることで、手軽に続けやすく、心と身体をやさしく温めてくれる習慣となります。

参考資料:フコイダン 3つの効果・効能

今回は、腸内ケアを意識した「溶き卵とミニトマトのもずく酢みそ汁」を、手軽に作れるレシピでご紹介します。
ぜひお試しください!

溶き卵とミニトマトのもずく酢みそ汁

もずくみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
えのきだけ……2分の1袋
卵……1個
ミニトマト……7個ほど
もずく酢⋯⋯80g 
小ねぎ(小口切り)……お好みで
胡椒……お好みで

作り方

1 鍋にだし汁と、根元を切り落としたえのきだけを入れて中火にかける。

えのき

2 沸騰したら溶き卵を回し入れ、卵がふんわり固まってきたら弱火にし、ミニトマトを加える。

たまご

3 全体が温まってなじんだら火を止め、みそともずく酢を加える。

みそともずく

4 器に盛り、小ねぎをのせ、胡椒をふったらできあがり。

もずくみそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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