NGその1.オキシクリーン
粉末をお湯に溶かして使うオキシクリーンは、代表的な家庭用の酸素系漂白剤。汚れ落ちがよく、つけ置きでも効果を発揮します。
しかし、アルカリ性ゆえ皮膚への刺激が強く、素手で触れると手が荒れるおそれがあるんです。私も実際に、オキシクリーンを素手で使って子どもの上履きを洗った際、手がガサガサになった経験があります。使用する際は必ずゴム手袋を着用しましょう。
NGその2.キッチン泡ハイター
薄めずに原液のまま使えるキッチン泡ハイターは、手軽に使える塩素系漂白剤としておなじみです。
シュッとスプレーするだけでまな板や排水口の除菌・漂白に便利ですが、その洗浄パワーは強力。手肌に付着すれば、肌荒れのリスクは避けられません。
衣類の脱色や失明のおそれもあるため、エプロンと保護めがねの装着も必須です。
NGその3.カビキラー
浴室のカビ取りといえば、カビキラー。頑固なカビを根こそぎ除去する洗浄力を持つ洗剤であるため、手袋・マスク・保護めがねなどの保護具着用が推奨されています。
目線より上へは直接スプレーせず、柄つきスポンジなどに移して塗布するなど、使用上の注意が多い洗剤です。
一度に大量に使ったり、長時間連続で使用したりすることは避け、必ず換気をしてから作業しましょう。作業後は手袋を外し、石けんでしっかり手を洗いましょう。
強力洗剤にはリスクあり!正しく安全に使おう
落とす力が強い洗剤を使う際には、手袋を装着するほか、換気・単独使用・保護めがねなどの安全対策を行い、正しく安全に使いましょう。
※本記事の安全情報は、各製品メーカーの公式情報および日本中毒情報センター、厚生労働省等の公的機関の情報に基づいています。
※万が一、目や皮膚に付着した場合は、すぐに大量の流水で10分以上洗い流し、症状が残る場合は医療機関を受診してください。