素手で使うのはNG!“手袋必須”の家庭用洗剤3つ→「面倒くさがって手袋しないのはダメ!」

家のこと

stock.adobe.com

2025.09.07

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。キッチンや浴室を掃除するとき、短時間だからと素手で済ませていませんか? 洗剤の中には、皮膚刺激や衣類の脱色を招くものもあり、素手での作業は危険です。ここでは、家に常備している人も多い「素手で掃除NGの洗剤」を3つご紹介します。

広告

NGその1.オキシクリーン

オキシクリーン

粉末をお湯に溶かして使うオキシクリーンは、代表的な家庭用の酸素系漂白剤。汚れ落ちがよく、つけ置きでも効果を発揮します。
しかし、アルカリ性ゆえ皮膚への刺激が強く、素手で触れると手が荒れるおそれがあるんです。私も実際に、オキシクリーンを素手で使って子どもの上履きを洗った際、手がガサガサになった経験があります。使用する際は必ずゴム手袋を着用しましょう。

NGその2.キッチン泡ハイター

キッチン泡ハイター

薄めずに原液のまま使えるキッチン泡ハイターは、手軽に使える塩素系漂白剤としておなじみです。
シュッとスプレーするだけでまな板や排水口の除菌・漂白に便利ですが、その洗浄パワーは強力。手肌に付着すれば、肌荒れのリスクは避けられません。
衣類の脱色や失明のおそれもあるため、エプロンと保護めがねの装着も必須です。

広告

NGその3.カビキラー

カビキラー

浴室のカビ取りといえば、カビキラー。頑固なカビを根こそぎ除去する洗浄力を持つ洗剤であるため、手袋・マスク・保護めがねなどの保護具着用が推奨されています。
目線より上へは直接スプレーせず、柄つきスポンジなどに移して塗布するなど、使用上の注意が多い洗剤です。
一度に大量に使ったり、長時間連続で使用したりすることは避け、必ず換気をしてから作業しましょう。作業後は手袋を外し、石けんでしっかり手を洗いましょう。

強力洗剤にはリスクあり!正しく安全に使おう

落とす力が強い洗剤を使う際には、手袋を装着するほか、換気・単独使用・保護めがねなどの安全対策を行い、正しく安全に使いましょう。

※本記事の安全情報は、各製品メーカーの公式情報および日本中毒情報センター、厚生労働省等の公的機関の情報に基づいています。
※万が一、目や皮膚に付着した場合は、すぐに大量の流水で10分以上洗い流し、症状が残る場合は医療機関を受診してください。

 

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る