「キッチン泡ハイター」の臭いが“ツン”とキツく感じる“4つの原因”「意識します」「使い方も大切」

家のこと

2025.10.19

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。シンクやまな板の除菌に便利な「キッチン泡ハイター」。ひとつあると心強い洗剤ですが、ツンと鼻をつくような臭いが気になる……という方は少なくないはず。じつはこの臭い、洗剤の性質だけが原因じゃないんです。ここでは、キッチン泡ハイターの臭いが強い原因と、今日からできる対策をご紹介します。

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原因その1.換気が足りていない

窓をあけて換気する様子出典:stock.adobe.com

キッチン泡ハイターは塩素系漂白剤のため、どうしても独特の刺激臭があります。これを緩和するために換気が推奨されていますが、掃除を終えた後すぐに換気をやめるのはNGです。
成分の臭いはすぐに消えるわけではなく、掃除後もしばらくは窓を開けたり換気扇をまわしたりする必要があります。こもった臭いを解放するためにも、お手入れ後の換気もしっかりと行う習慣をつけましょう。

原因その2.使用量が多すぎる

キッチンシンクのキッチン泡ハイターをスプレーしている様子

汚れが頑固だと、キッチン泡ハイターをたっぷり使いたくもなるでしょう。しかし、洗剤が多いほど臭いも強く感じるため、使いすぎには注意が必要です。
キッチン泡ハイターの使用量の目安は、「10cm四方あたり5回スプレー(4.5ml)」。たくさん使えば汚れが落ちるというわけではないので、適量を守ってお手入れしましょう。

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原因その3.放置する時間が長い

キッチン泡ハイターの泡

除菌や漂白効果を高めたいあまり、必要以上に長時間放置していませんか? 推奨されている目安時間を大きく超えて放置すると、臭いが強く残りやすくなります。
キッチン泡ハイターの放置時間は、除菌・消臭をする場合は2分、ヌメリを落とす場合でも5分で十分です。

原因その4.すすぎが足りない

キッチン泡ハイターは30秒以上かけてすすぐのが適切

キッチン泡ハイターを使った後は、十分なすすぎが必要です。サッと洗い流す程度だと、残った成分が臭いの元になります。食器やキッチン調理器具のお手入れに使用する場合は、残留した成分を口にするおそれもあるため注意が必要です。
すすぎは30秒以上かけて、しっかりと水で洗い流してからお手入れを終えましょう。

無臭タイプを選ぶのも◎

そもそも塩素系漂白剤は独特の強い臭いがあるもの。どうしても塩素臭が気になる方は、「キッチン泡ハイター 無臭性」を使うのもおすすめです。除菌・漂白力はしっかりありながら刺激臭が抑えられている製品なので、独特な刺激臭が気になりません。
キッチン泡ハイターの適切な使い方を心がけて、快適に清潔なキッチンをキープしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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