NGその1.揺れが落ち着いてすぐに料理をする
料理中に地震が起きた場合、揺れが落ち着いたあと「料理の続きをしなきゃ」と思うかもしれません。しかし、地震がおさまってすぐの調理は危険です。地震の影響でガス管や接続部分がずれて、ガスが漏れてしまう場合があります。
揺れがおさまったら、ガス機器のスイッチを止めてガス栓も閉めましょう。
そして、ガスの臭いがしないか、ガス機器本体に変形・破損等異常がないか、ガス接続具が正しく接続されているか等、異常が起きていないかしっかりと確認しましょう。
NGその2.停電後にろうそくを使う
特に大きな地震が起きると、水道や電気といったライフラインが止まる場合があります。灯りをともすために、電気の代わりに「ろうそく」を使うのはいい手だと考えるかもしれません。
しかし、大きな地震後は余震が続くケースが多く、揺れによってものが散乱し可燃物が多い状態です。そんな状況では、ろうそくが火元となって火災を引き起こすおそれがあります。
地震後すぐにろうそくを灯す行為にはリスクがありますので、懐中電灯やスマホのライトなど火を使わない方法で対処しましょう。
NGその3.車で移動する
地震発生後、避難や外の状況を確認するために、車で移動しようと考える人も多いはず。
でも、地震の直後は道路状態が予測できません。信号が止まっていたり、道路が割れて陥没していたりするケースもあります。そんな状況で車を動かすのは、事故に遭うリスクがありとても危険です。
揺れがおさまってもすぐに車を使うのは避け、まずは身のまわりの安全確認を行いましょう。
地震が落ち着いても慌てない
特に大きな地震などの災害に直面したときは、いかに冷静に対処するかが大事です。慌てていると、いつもなら絶対にしないような行動をとってしまう場合があります。
ちょっとした行為が危険につながりますので、二次災害を防ぐためにも冷静に判断し、命を守る行動をとりましょう。



