春キャベツの保存方法
春キャベツも普通のキャベツも長持ちさせるための保存方法は同じです。
大事なポイントを3つ紹介します。
- 料理にはカットせず外葉から剥がして使っていく
- 成長点を取り除くか壊して保存する
- 冷蔵庫の野菜室に入れない
これらについて簡単に説明します。
春キャベツを料理に使うときは、包丁で切らずに外葉からむいていきましょう。
どの野菜もそうですが、包丁で切ることで切り口から急速に傷んでいきます。
キャベツは包丁で切らずに外葉から使っていくと長持ちしますよ。
また、春キャベツは成長点を取り除くか壊して保存しましょう。
春キャベツの成長点は芯にあります。成長点があると、可食部の養分や水分を成長のために使ってしまうため、どんどん食味が悪くなり、鮮度劣化も早くなります。
キャベツやレタス、白菜の成長を止めるときは、画像のベジしゃきくんという道具がおすすめです。代用で爪楊枝を刺す方法もありますが、キャベツの芯はかたいので、専用の道具を使うことをおすすめします。最後の保存場所については後述します。
次に春キャベツを保存する際の手順を紹介していきますね。
冷蔵保存の場合
ここからは春キャベツの保存方法についてご紹介していきます。
1.成長点を壊すか取り除く
2.ペーパーで包む
3.ポリ袋に入れる
4.冷蔵庫の冷蔵室で保存
春キャベツは冷蔵室で保存しましょう。野菜室だと春キャベツにとって暑すぎるので傷みが早くなります。春キャベツの最適保存温度は0から5℃なんです。冷蔵室のスペースに余裕があれば春キャベツは冷蔵室で保存しましょう。
冷蔵保存した春キャベツの保存期間はおよそ2週間です。ただ保存期間はあくまで目安です。
野菜は生きているので傷む速度も全て同じというわけではありません。元の春キャベツの状態にもよりますし、水溶性の栄養素は時間が経つにつれて失われていくので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
冷凍保存の場合
春キャベツは冷凍保存も可能です。以下の方法で保存しましょう。
1.食べやすい大きさにカット
2.よく水洗い
3.しっかり拭き取る
4.保存用袋に入れる
5.冷凍庫に入れる
冷凍した春キャベツの保存期間はおよそ1ヶ月です。
冷凍した春キャベツを料理に使うときは、凍ったまま炒め物や煮物に入れましょう。
中途半端に解凍してしまうと、水分が抜けて食感が悪くなってしまいます。
冷凍した春キャベツは必ず凍ったまま加熱調理をしてくださいね。
正しい保存方法で最後まで春キャベツをおいしく食べて
今回は「正しい春キャベツの保存方法」を紹介しました。
野菜ごとの最適な保存方法を知っておくと、ものによっては数倍長持ちするので、一つずつ覚えて暮らし上手になってくださいね!