50歳からも人生を楽しめる人の「5つの考え方」

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 50歳からも人生を楽しめる人の「5つの考え方」

2024.03.18

心理カウンセラーの古庄由佳です。40代から50代へ。子育てがひと段落してきたり、職場での立場が変わってきたり、ライフステージに変化が出てくるのがこの年代。では、50歳からもますます人生を楽しんでいる人って、どんな人だと思いますか? 今回は「考え方」の特徴をご紹介していきます。

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50歳からも人生を楽しめる人の「考え方」の特徴

閉経前後の10年間は「更年期」とも呼ばれ、体調面の変化を感じる時期でもありますよね。

女性にとってさまざまな変化があるこの時期を「もう50歳だから……」と思いながら過ごすのと「これから先も楽しみがいっぱい」と思いながら過ごすのでは、ここから先の大きく変わってきそうです。

50歳からの人生が楽しめる人の「考え方」の特徴をみていきましょう。

1.家族の人生ではなく、自分の人生を生きている。

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子どもが成長し、親離れをしていくということは、親も子離れをしていくということ。「子どもが〇〇になったら幸せ」「家族が〇〇をしてくれたら幸せ」など、知らず知らずのうちに自分の幸せが家族次第になっていると、自分の人生を生きることができません。

50歳からも人生を楽しめる人は、自分で自分を幸せにしていける人と言えるでしょう。

2.「できなかった」ことよりも、「これからできること」に目を向けている。

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人生が永遠ではないことを意識し始めるこの年代だからこそ、まわりと自分を比べて、これまでの人生で「できなかったこと」や「持てなかったもの」に目がいくこともあるかもしれません。

ですが逆に、限りある人生に後悔を残さないように、「もう先のばしにしないで、今からできることをやってみよう」と思えるのも、50代以降の強みと言えるかもしれません。

3.自分軸の「幸せ」を持っている。

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誰かにとっての幸せや喜びが、自分にとっても幸せや喜びを感じさせてくれるものとは限らない。

そんなことに気づけるのも、きっとこれまでの経験があったからこそ。まわりから見て幸せそうに見えるものではなく、自分の心を満たしてくれるものを大切にできるようになると、人生はよりいっそう味わい深いものになります。

4.人との付き合い方も、自分軸。

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我慢や無理をしてまわりに合わせるのではなく、「相手は相手」「私は私」と境界線をひきましょう。私らしく、心地よい距離感で人と関わることは、実は自分勝手ではなく、自分も相手も大切にすること。人と関わることにおいても、自分軸を大切にできるといいですね。

5.まわりの人に対して、感謝・承認・応援・貢献ができる。

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職場やコミュニティで年上の立場になることが増えるからこそ、自分が思う正しさだけにこだわらず、まわりの人の意見や思いも認めていけることが大切です。

また、自分の損得だけでなく、まわりの人への感謝や、応援・貢献の気持ちを持って人と関われる人は、いろんな年代の人たちと楽しい関係を築いていけそうですね。


いかがでしょう。
どんな人だって、きっと語り尽くせないほどいろんなことがある50年。ここまで生きてきたというだけで、本当にすごいことです。そんな自分をおおいに誇り、ねぎらいながら、これからをますます楽しむために、ぜひ上記も参考にしてみていただけたらうれしいです。

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著者

古庄由佳さん

古庄由佳(うさこ)

17歳の頃に、徐々に視機能が失われていく難病であると診断される。病気に負けず頑張りたいのに、体も心も人間関係もどんどん壊してしまう。そんな生きづらさから、心のことを学び始める。2012年より、心理カウンセラー、セミナー講師、心理スクール講師として活動。自分との仲直りをテーマに、本来の魅力や才能を解き放っていく心理カウンセリングの他、病気からのサインを受け取り、本来の自分らしい人生を取り戻していく卒病カウンセリングも好評。20年近く住んでいた東京を離れ、2019年に福岡県糸島市に移住。著書は「心屋流 戦わないで生きていく」「心屋流 がんばらないレッスン」(ともにPHP研究所)。

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