教えてくれたのは……self sense(セルフ センス)株式会社
看護師国家資格保有、日本メンズヘルス医学会所属、認定フェムテックエキスパートなどの専門家たちが「セクシャルアイテムで日本を元気に!」をコンセプトに、セクシャルウエルネスを主軸としたアイテム&コンテンツを会員に届けるコミュニティブランド。アンバサダーが中心となり、多くのゲスト交えて制作している。通称sese。
セックスを「朝」にするメリット
一般的にセックスは「夜」にするもの……というイメージがありますが、「朝」にすることでいろいろなメリットがあります。
夜の時間帯は、仕事終わりで疲れていて「すぐに寝たい」と感じている人も多いです。また子どもが家にいたり、寝かしつけが必要だったりすると、そもそも自分のために時間を使えないことも。
せっかく性生活を楽しみたくても、物理的にセックスレスになってしまう場合も。選択肢を増やすためにも、夜だけに固定せず、朝も視野に入れてみてください。
また、”朝セックス” の健康上のメリットも見逃せません。
パートナーとの共同生活をする1000人の男女を対象に「朝の性行為」について行った調査では、53%の男性が、朝の性行為によってその日の生産性が高まると答えました(寝具専門メーカーの米国マットレス・アドバイザー社、2018年)
朝セックスすると、シャキッと仕事に向かえる! と体感する人もいる一方、やっぱり朝にするのは好きじゃないし、仕事中にぼんやりしてしまうから嫌だという人もいます。好みや体質も分かれますので、パートナーとしっかり同意をとって決めてくださいね。
性交痛の理由
男女ともに、性器を使っていないと性機能が低下して「萎縮」していきます。機能の低下により性生活がうまく楽しめなくなったり、性交痛に繋がったりすることもあります。
セックスだけで萎縮を防ぐのであれば、最低でも月2回、できれば1週間に1回は性器に触れたり使ったりする機会をつくってほしいと提唱する医師もいます。
指やプレジャーアイテムを使うことでも、性器まわりをほぐして活性化したり、ホルモンを分泌させることができます。アイテムもうまく活用しながら、セルフケアもしていきましょう。
気になることがあれば性感染症検査を
セックスのカウンセリングの現場では「濡れにくくて挿入すると痛い」というお悩み相談が多いです。
まずは、すぐ自分の身を守るためにも潤滑剤を活用しましょう。粘膜接触時に、潤滑剤を塗布すれば痛みが軽減されます。潤滑剤は薬局でも販売していて、すぐに手に入ります。
ただ特に女性の場合、必ず病院やクリニックで性感染症検査も行ってください。感染症の症状によって、膣内や外陰部に痛みが出ている可能性があるからです。放置すれば不妊の原因になることもありリスクもあります。感染症の治療をすることにより、今まで悩んでいた痛みをあっさり解決できることもあります。
体のサインを見逃さず、まずはしっかり検査を!