いつ、どんなふうに閉経するの?
「閉経」「更年期」とは聞くけれど、具体的にどんなことなのか、知っているようで意外と知らないものですよね。
閉経とは、月経がなくなって1年たったときから見て「最後に月経が来たとき」のことで、年齢的には大体50歳前後が多いようです。人によって終わり方や時期もまちまちで、後から振り返ると、あれが更年期だったのか、とわかるものなのだそう。また、更年期とは閉経の5年前から5年後までの10年間を指します。
「体調の悪い時期が続いて不安だけれど、更年期障害なのか、単なるストレスなのか、その時はよくわからないんですよね」(吉川さん)
戦前の女性の平均寿命は約50歳で、閉経を迎える頃には人生を終えていたのだそう。しかし寿命もライフスタイルも大きく変わった現在、閉経後の人生を健康に過ごすために、自分の体の変化に向き合うことが大事なのだとか。
「人生100年時代といわれますが、閉経の50歳はまさに人生のターニングポイント。後半の人生の出発点とも言えます。閉経のことって誰に相談していいかわからない、口に出すのもなんとなく恥ずかしいという人も多いと思いますが、まずは大切な自分の体を知ることから始めましょう」(対馬先生)
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