【知っておきたい閉経のホントのところ】眠れない、イライラする…更年期の症状かも?治療法や閉経との関係は?

心と体

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2020.10.07

最近、なんとなく疲れやすい、だるい、頭痛がする…こんな症状があるとき、更年期かな?それとも病気…?と心配になりますよね。
誰に相談すればいいかわからない、不調を改善するにはどうしたらいいのか。そんな不安をわかりやすく解決してくれる【閉経セミナー】が開催されました。
このセミナーは、長年、女性医療に取り組んできた婦人科医の対馬ルリ子さんと、ナチュラル&オーガニックな暮らしを提案し続けてきた美容家の吉川千明さんの著書「『閉経』のホントがわかる本~更年期の体と心がラクになる!」の刊行を記念して開催されたものです。
最大で430名ほどが参加したセミナーより、多くの女性が不安に思っている「閉経」について紹介します。

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いつ、どんなふうに閉経するの?

オンライン開催した閉経セミナーで閉経について楽しく語るお二人。左:対馬ルリ子先生 右:吉川千明さん

『「閉経」のホントがわかる本 ~更年期の体と心がラクになる!』(集英社刊)より転載

「閉経」「更年期」とは聞くけれど、具体的にどんなことなのか、知っているようで意外と知らないものですよね。

閉経とは、月経がなくなって1年たったときから見て「最後に月経が来たとき」のことで、年齢的には大体50歳前後が多いようです。人によって終わり方や時期もまちまちで、後から振り返ると、あれが更年期だったのか、とわかるものなのだそう。また、更年期とは閉経の5年前から5年後までの10年間を指します。

「体調の悪い時期が続いて不安だけれど、更年期障害なのか、単なるストレスなのか、その時はよくわからないんですよね」(吉川さん)

戦前の女性の平均寿命は約50歳で、閉経を迎える頃には人生を終えていたのだそう。しかし寿命もライフスタイルも大きく変わった現在、閉経後の人生を健康に過ごすために、自分の体の変化に向き合うことが大事なのだとか。

「人生100年時代といわれますが、閉経の50歳はまさに人生のターニングポイント。後半の人生の出発点とも言えます。閉経のことって誰に相談していいかわからない、口に出すのもなんとなく恥ずかしいという人も多いと思いますが、まずは大切な自分の体を知ることから始めましょう」(対馬先生)

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

はやなお

はやなお

中1、小6、小3の子を持つ母。 漢字検定2級、整理収納アドバイザー2級、中国語コミュニケーション能力検定(TECC)578点と、取得した資格はどれもあと一歩。育児についても「頑張りすぎない、極めない、ほどほどに」とゆるく進めるのがモットー。得意料理は鶏唐揚げとポトフ。

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