更年期にはどんな症状が出るの?
だるい、疲れやすい、頭痛…といった身体症状から、イライラする、やる気が出ない、などの心の変化もあるという更年期の不調。症状は人それぞれのようですが、お二人の場合はどうだったのでしょうか。
「私の場合はいわゆるプレ更年期。月経はあったけれど、前倒しで更年期症状が出ました。まず、喉に魚の骨や梅干しの種が詰まった感じ。心臓がバクバクして、胃腸がシクシク痛む。肌も喉も乾燥がひどくて、アメをなめながら寝ていたくらい。あとは肩こり、首の張り、物忘れ、不眠…。気持ちも不安定で、すっごくイライラして。ありとあらゆる不調の宝庫でしたね(笑)」(吉川さん)
一方、医師であり自分の体のメンテナンスにも気をつけていた対馬先生も、予想外のところに不調が出たのだとか。
「低容量ピルを服用したり、がん検診をしたり、更年期の準備はしていました。ところが51歳のとき、急にガタガタと調子が崩れて…。皮膚が急にかゆくなり、ボツボツが出てきて、大学病院に1カ月入院するほどの皮膚トラブルでした。それからは自分の生活が皮膚に出るとわかったので、食べ物や皮膚のケアに気をつけるようになりましたね」(対馬先生)
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。