新型コロナ感染拡大以降、睡眠の質が変化している!?
花王の調査(※1)によると、新型コロナ感染拡大による、環境や生活リズムに変化があったことで、約6割の人が「睡眠の質が悪くなった」と回答しています。外出を控えたため運動量や太陽光に当たる時間が減ったり、テレワークでオンとオフの境目があいまいになり、プライベートの時間にもメールをチェックしてしまう、という人も少なくないようです。
多くの人が抱える眠りに関する不調とは…?
睡眠の質が悪化した人に、どんな不調があるかを聞くと、約半数の人が「眠りが浅い」と答えました。他にも、「夜中に何度も起きる」「寝ても疲れが取れない」「寝つきが悪い」などがあげられました。
理由としては、不安やストレスが増えたり、運動量が減って体の疲れが少なかったり、生活リズムの乱れなどが考えられます。体が疲れないと、眠くなりにくかったり、寝つきが悪くなり、また、健康不安によるストレスがあると、夜中に目が覚めてしまったり、寝てもなんだかすっきりしない、という人も。
あまり眠れないと健康にも影響するのでは、と心配になりますよね。2009年のアメリカでの調査では、睡眠の質が良いと風邪の発症率が下がるという調査結果も出ています(※2)。つまり、免疫力を高めるためには、眠りの質を高めるのが効果的といえます。
では、どんな方法があるのでしょうか?
(※1)【調査方法】
実施期間:2020年7月22日~7月29日
調査方法:インターネットリサーチ
対象:20歳~59歳 男女 各100(N=882)
調査内容:コロナ禍の睡眠に関する意識調査
花王調べ
(※2)January 12, 2009 Sleep Habits and Susceptibility to the Common Cold
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