ハーブ料理のお手本はデパ地下の「キラキラお惣菜」
営業で様々な店舗をまわる中で密かな楽しみがお惣菜のチェック。
デパ地下高級総菜から駅ナカテイクアウト店、スーパーやコンビニお惣菜コーナーやパン屋さんまで、お惣菜の流行りやトレンドをウォッチするのが唯一の趣味と言ってもいいほどです。
RF1、ポールボキューズ、FLO、イータリー、DEAN&DELUCA、成城石井、ナチュラルローソンなどで手に入る“華やかなお惣菜”をわたしは勝手に「きらきらお惣菜」と呼んでますが、それらのお惣菜はハーブをうまく活用していることが共通点です。
特にお惣菜業界(そんな業界あるかどうかはさておき)で重宝されている人気No.1ハーブはディル。(No,2はチャービルです。)
今日はそんな「キラキラお惣菜」で大活躍のハーブ、ディルについてご紹介します!
添えるだけで料理をワンランクアップさせるハーブ:ディル
先日、インスタグラマーでお洒落な友人とインスタ勉強会をするため、都心で会うことに。
お洒落な友人が指定した場所は表参道のカフェ。
私は胃袋からのリクエストに忠実に応えてインスタ映えとは縁のないこげ茶のチョコレートケーキを頼みましたが、友人は、インスタ映えNo.1メニューをオーダー。
ディルがデコレーションされたサーモン&チーズのベーグルサンドでした。
これ、ディルがあるとなしじゃ、雲泥の差なのです。
ディルのフォルムは知的で、お洒落で、北欧チックで、カフェっぽい。
その上、効果効能も優れているのです。
フランスでは赤ちゃんの夜泣きにはディルと言われているほど。その理由はディルは消化吸収の働きを助けるほか、母乳の分泌を促す作用があるからです。
(『ハーブ&ライフ検定公式テキスト』より)
肝心の香りは甘くて爽やかで上品な香り。
なぜか思い出す光景は真冬のオランダ、ロッテルダム映画祭でのとても人肌を感じる温かいオープニングレセプション。
いわば、ディルは効果もフォルムも香りも洗練されたヒュッゲな北欧出身のハーブなのです。
このコロナ禍ではみなさんも海外どころか、ホテルも旅行もレストランも縁遠くなってしまってる日々なのでは?
そんな時こそおうちごはんで外食の味を!
今回はディルを使っておうちのキッチンで「きらきらお惣菜カンタンレシピ」を3つご紹介します。
簡単!おうちdeデパ地下お惣菜の味①:ディルのチーズディップ
卵、ヨーグルト、マヨネーズ、チーズなどの乳製品とディルは最高の相性!市販のクリームチーズを使ったディップです。
材料(作りやすい分量)
・ディル15g
・クリームチーズ約100g
・にんにく1片(チューブ小さじ1でも可)
作り方
①ディルを洗い、乾かして細かく刻みます
②ボウルに常温に戻したクリームチーズ、ディル、すりおろしにんにくを入れてよく混ぜます
③ココットなどの器に盛り付けたら完成♪
おすすめの食べ方
・クラッカーや野菜スティックにぴったり。ステーキソースにもぴったり
・塩胡椒は必要ありません
・冬の季節、クリームチーズがなかなか常温に戻らないときは、マスカルポーネチーズを20gほど足してあげると、混ぜやすくなります
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