大掃除後に捨て方に迷ってしまうゴミはありませんか?
年末は念入りに掃除する方も多いかもしれませんね。不要なものが出てきたとき、捨て方に迷ってしまうものはありませんか? 例えば包丁や使い捨てカイロなどは悩むこともあるかもしれません。今回は迷いがちなものの捨て方のポイントや再利用方法などをご紹介します。
切れなくなった包丁はそのまま捨てるとキケン!どうやって捨てたらいい?
刃が欠けてしまって切れなくなった包丁を処分したい場合、どうやって処分すればよいのでしょうか。いくら切れにくくなっていたとしても、そのまま捨てると大変危険です。
包丁を捨てる場合は、危なくないように刃の部分をしっかり段ボールや新聞紙などで巻きます。その場合、するりと抜けてしまわないようにしっかり巻いてください。その後ガムテープなどでグルグルと巻きます。最後に、危険物とわかるように「キケン」と油性マジックなどでしっかりと記載した後、自治体指定の分別に基づいて捨ててください。
使い捨てカイロはそのまま捨てないで!捨てる前の再利用方法とは
手軽に使える使い捨てカイロ。これはどのように捨てるのでしょうか?
使い捨てカイロの中には、鉄が入っています。鉄は燃えないので、燃えないゴミや不燃物として捨てるのが正しいと思う方もいますよね。実は自治体によって燃えるゴミとして捨てる場合もあるんです。そのため「使い捨てカイロ=燃えないゴミ」ではなく、自治体の分別を確認する必要があります。
もし引っ越しなどで廃棄する自治体が変わってしまった場合は、捨てる前に今一度確認をしてみてくださいね
もしまだ使っていない未使用のカイロを捨てる際には、これらに加えて1つ気を付けなければいけないポイントがあります。未使用のカイロは発熱する可能性があるので、他のゴミと接しないようにしておくことが必要です。火事などにならないように十分に注意してください。
使い捨てカイロの再利用方法は?
使い終わった使い捨てカイロですが、そのまますぐに捨てていませんか? 実は使い終わったカイロは、消臭剤としても利用することができます。カイロの中には活性炭が含まれています。この活性炭は、靴の中などに入れて置くと消臭剤代わりとして使用することができるんですよ。袋に入れたままブーツや靴に入れれば消臭剤になります。
残ってしまった柔軟剤や液体洗剤はどう捨てる?捨てる前にこんな使い方も
洗濯に使う柔軟剤や液体洗剤などは、使ってはみたけれど香りが合わなくて最後まで使い切れないというようなことがありませんか? 残ってしまったこれらは、少量であれば水で薄めて排水溝に捨ててもOKですが、大量の場合は排水溝に捨てるのではなく、燃えるゴミとして捨てることをおすすめします。その際には、いらなくなったタオルや新聞紙などをビニール袋に入れ、それにしみこませて可燃物として捨てましょう。
柔軟剤は掃除に使える!便利な再利用方法
使わない柔軟剤ですが、実は掃除にも使うことができます。静電気を防止をする効果がある柔軟剤。その効果を利用し、掃除をする際に少量の柔軟剤を加えた水にぞうきんなどを浸し、拭き掃除をすると埃が付きにくくなります。もし拭き掃除をする予定がある場合は、掃除に柔軟剤を利用してみてはいかがでしょうか。
気持ちよく年始を迎えるために
家の中でいらなくなったものなど、新しい年を迎える前にスッキリさせたいところです。処理に困ってどうやって捨てればよいのか? 捨てる前に何か使えないだろうか? と思っていた方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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