あなたはどれを折ってた?
授業中の「手紙回し」はケータイやスマホがなかった時代の「楽しい思い出」
この形、懐かしい~と思ったあなたはアラフォー世代ですね!?
「Dear:○○chan」などと書いてやたら授業中に回したアレです。
ちなみに「懐かしい~」も当時の表記で書くと「懐かしい→」でしたよね!
ルーズリーフやノートの切れ端、たまには学校から家庭へのお便りの裏に、メッセージを書いてやり取りしませんでしたか?
スマホですぐにメッセージが遅れる昨今では、もう「授業中の手紙回し」なんかもなくなってしまったのでしょうか……
少し余裕のあるときや、思い入れのある手紙なんかは、ハートにおったりワイシャツに折ったり……授業中にカラフルなペンでせっせと友情をはぐくんでいたあの頃。
懐かしいですね! 既読スルーなんて単語もなかった時代です。
内容は思い出せないほどくだらないものだったし、別にわざわざ授業中にする必要なんて一つもなかったのに(苦笑)。
今覚えば、先生の目をすり抜けるスリルと、メモを回せる友達がいるということをアピールするためだったのかもしれません。
カラフルな手紙に友情が詰まっていた!?
そこで少しでも可愛さを強調するために、メモ用紙をさまざまな形に折ってデコっていました。代表的なのが「ワイシャツ」に「ハート」。手先の不器用な子は、一番簡単な「長方形型」。器用な子は「六角形」「ストロベリー」などありましたよね。あなたは何型が得意でしたか?
折り方と同じくらい気合を入れていたのは「書き方」!
あのころ流行った「ミルキーペン」などのカラフルなペンを1食でも多く駆使して手紙を書くことが使命のように没頭していたのが懐かしい……!
授業のためではなく、手紙のためにペンが山ほど入ったお弁当箱と同じくらい大きいペンケース、持っていませんでしたか?
まだポケベルやPHSが流行る前の出来事です。
いまどきの子どもたちは、きっと「メール」や「SNS」でやり取りするんでしょうね。
スマホの持ち込みが禁止の学校では、まだこの文化、残っているのでしょうか。