「学校に行きたくない」と子どもが言ったときに親がすべき“たった一つの大切なコト”

家族・人間関係

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2021.08.22

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まだまだ続くこのコロナ禍。家庭内での過ごし方は?

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新型コロナウイルスのワクチン接種が世界中で進む一方、変異したウイルスの感染も広がっています。まだまだこの不安な状況は続きそうです。家庭にいる時間が多い分、子どもとどのようにして接していけばいいのでしょうか。

「この異常な世の中に誰もが慣れてしまってきていますが、緊急事態中だということを忘れてはいけません。親として子どもに『〇〇を習わせてみたい』、『〇〇に連れていってあげたい』など、やってあげたかったこと、やろうとしていたこともあるかと思います。
しかし、それは一旦脇において、子どもがストレス発散できることを一番に考えてもらえたら嬉しいです
これまで多忙のため、すれ違いの多かった家族であれば一緒に過ごす時間を増やし、何気ない会話を増やすことを心がけてください。とてもシンプルなことですが、豊な心を育むには必要なことです。家庭内で子どもも大人も、ストレスをためることのないよう、笑顔で過ごすことが一番だと私は思います」

毎日の生活に不自由さんを感じているのは、決して大人だけではないということがわかりました。
今回、お話を伺った石井さん自身も中学2年生から不登校を経験しています。
そんな石井さんの著作『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること』には、親が子どもにできる多くのヒントが書かれています。ぜひ参考になさってみてください。

お話を伺ったのは……石井 志昂(いしい・しこう)さん

石井 志昂(いしい・しこう)さん

1982年、東京都町田市出身。
中学校受験をきっかけに中学2年生から不登校を経験。同年にはフリースクールへ入会し、19歳からNPO法人全国不登校新聞社が発行する『不登校新聞』のスタッフの一員に。2006年には編集長に就任。現在も多くの不登校の子どもたちと関わりを持っている。
ポプラ新書『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること』が発売中。

「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること

『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること』
ポプラ新書
定価:979円(税込)

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