呼吸とは?
24時間休みなく行っている呼吸。
緊張しているときやイライラしているときは早く浅くなり、リラックスしているときは深くゆっくりとした呼吸になります。
呼吸には横隔膜が関係しますが、横隔膜とは胸とお腹の間にあるドーム型で自分の意志でコントロールできる筋肉です。
息を吸うことで、横隔膜は下がり「交感神経」が優位になり、筋肉はこわばり緊張状態になります。
息を吐くことで、横隔膜は上がり半球状になり「副交感神経」が優位になり、筋肉はゆるみリラックスした状態になります。
深い呼吸を繰り返すことで、心と体がゆるみ穏やかな状態となり、自律神経のバランスを整えることができます。
また、横隔膜が上下に動くことで、尿道や肛門まわりを閉める骨盤底筋と連動するため、深い呼吸を行うことで骨盤周りにアプローチでき、くびれや尿漏れ予防にも効果的!
呼吸を意識することで、今と未来の美と健康にうれしい効果が期待できます。
呼吸のメリット
呼吸をゆっくり深く行うことで、たくさんのメリットがあります。
- 全身の代謝アップ
- アンチエイジング
- 自律神経のバランスが整う
- 心が穏やかに安定する
- 睡眠の質アップ
- 免疫力アップ
- ダイエット効果
- 各器官や臓器の活性化
- 頭痛・肩こり解消など
美と健康にうれしい効果が期待できるため、無意識で過ごすのはもったいない!といえるのではないでしょうか?
おうちで、会社で、体ひとつでできるため、忙しいアラフォー世代のみなさんでも手軽に取り入れやすい美容法です!
腹式呼吸のやり方は?
- マットの上にあぐらで座り、おしりは左右均等にマットに着き、背中を伸ばします。
- 手は膝の上かお腹に置きます。
- 軽くアゴを引き、不安がなければ目を瞑ります。
- 今ある息を一度口からフーと全て出し切り、お腹を薄くペタンコにします。
- 息を鼻から吸い、お腹が軽く膨らむのを感じます。
- 息を鼻から吐き、お腹が少し凹むのを感じます。
- 吸う息よりも吐く息を少しづつ長くします。
- 1分間に4〜5呼吸を目安に5分程繰り返し行ってみましょう。
【呼吸のポイント】
- 猫背になると呼吸が入りずらく呼吸が浅くなります。背中を伸ばす意識で行います。
- 耳と肩を遠ざけ、肩の力を抜きリラックスします。
- 頭の中は空っぽにし、今ここの時間の呼吸に集中します。
- 鼻呼吸が辛いときは、鼻から吸い口から吐いてもOKです。
- 座りながら、寝ながらなど好きな体勢でOK! 自分自身の心地よさやリラックスが大切です。
深呼吸の時間を!
いかがでしたか? 呼吸は体ひとつで、いつでもどこでも自分の意識次第で取り組める、心にも体にも優しい健康&美容法です。
取り入れないと、知らないともったいない! マスク生活で早く浅くなりがちな呼吸を見直して、ぜひ今日から生活の中で深呼吸の時間を作ってみてくださいね。