年末にヨガで煩悩を払う!「太陽礼拝108回」で心の大掃除を

心と体

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 太陽礼拝108回イメージ

2021.12.26

「太陽礼拝108回」という言葉を聞いたことがありますか? ヨガ界の年末行事、近年SNSでもよく見られる「#太陽礼拝108回」についてご紹介したいと思います。

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太陽礼拝108回とは?

太陽礼拝イメージ出典:www.photo-ac.com

「太陽礼拝」は、ヨガのポーズの一連の流れで、感謝と共に太陽に祈る動作です。元々太陽礼拝には、「1日の始まりに太陽に挨拶し、太陽の恵みに感謝する」という意味が込められています。108=煩悩の数であり、年末に太陽礼拝を108回繰り返すことで煩悩を1つずつ消していこうというのが「太陽礼拝108回」の目的です。通常3〜5回の太陽礼拝を108回も繰り返すのは決してラクなことではありませんが、年末に心の大掃除の意味も込めて「太陽礼拝108回」を行うことで、新しい一年を清々しい気持ちでスタートすることができます。

太陽礼拝のやり方

山のポーズイメージ

⒈山のポーズ
(1) 両足を揃えて立つ。親指の付け根、小指の付け根、かかとの三点でしっかりマットを踏むこと。肩をリラックスし、両手は体の横に。

両手を強く上に伸ばすポーズイメージ

⒉両手を強く上に伸ばすポーズ
(1) 息を吸いながら両手を上げ、頭上で手を合わせる。

前屈イメージ

⒊前屈のポーズ
(1) 息を吐きながら両膝を曲げ、股関節から上体を曲げて前屈する。
(2) 両手を床につける。

半分の前屈イメージ

⒋半分の前屈のポーズ
(1) 息を吸いながら上体を半分起こし、両膝を伸ばして目線を前に。両手は床か脛に置く。

板のポーズイメージ

⒌板のポーズ
(1) 息を吐きながらマットに両手をつき、片方ずつ後ろに伸ばして体を一直線に。

8点のポーズイメージ

⒍8点のポーズ
(1) 板のポーズから両膝をマットにつく。
(2) 脇を締めて両肘をまげて後ろにひき、上体を前にスライドさせる。
(3) 胸→顎の順番でマットに下ろす。

上向きの犬のポーズイメージ

⒎上向きの犬のポーズ
(1) 息を吸って手と足の甲でマットを押し、上体を起こして胸を開く。視線を斜め上に向ける。

下向きの犬のポーズイメージ

⒏下向きの犬のポーズ
(1) 息を吐きながらお尻を持ち上げて、手脚を伸ばす。
(2) 足の裏はマットに下ろし、両手は大きく開き、足裏と両手でマットを押す。ここで数呼吸。

半分の前屈イメージ

⒐半分の前屈
(1) 両足を両手の間につき、息を吸いながら上体を前方に伸ばす。視線は前に。手は床か脛に。

前屈イメージ

⒑前屈
(1)息を吐いて深く前屈する。

両手を強く上に伸ばすポーズイメージ

11.両手を強く上に伸ばすポーズ
(1)息を吸ってゆっくり上体を起こし、両手を頭の上で合掌する。

山のポーズイメージ

12.山のポーズ
(1)両手を合わせたまま胸の前に下ろし、数回ゆっくり呼吸を繰り返す。

いかがでしたか? 108回がきつい人はできるところまでで構いません。太陽礼拝のシークエンスには全身のさまざまな箇所に効くポーズが含まれているので、このシークエンスを繰り返すことで煩悩を捨て、体も心もすっきりと、ポジティブな気持ちで新しい一年を迎えることができますよ!

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著者

Shiko

Shiko

カナダ、バンクーバーと日本でやんちゃな息子達と旦那と一緒に暮らしています。 音楽、ヨガ、アウトドアが大好き! 歯科医師、ヨガインストラクターです。時々ジャズを歌っています。 Zoomヨガ教えてます。レッスンご希望の方はインスタからメッセージくださいね!@fumikokusuhara

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