小麦粉を冷蔵庫で保存するのはNGだった。あなたも間違っているかもしれない「正しい食材の保存方法」

料理・グルメ

stock.adobe.com

2022.07.19

広告

真空ボトルのしょうゆは「常温」で保存

冷蔵庫で保存すると、真空ボトル内で結露してカビの原因になる場合があります。真空ボトルのしょうゆは常温で、ペットボトルタイプのしょうゆは冷蔵庫で保存しましょう。

乾物は「冷凍室」で保存

だし用の大きな昆布やかつおぶし、煮干しなどの乾物は、開封後は冷凍用の保存袋に入れてダブル保存し、冷凍室で保存しましょう。

みそは「冷凍室」で保存

味噌出典:stock.adobe.com

じつは冷凍保存向きの食材です。塩分濃度が高いので冷凍室に置いても完全には凍らず、使いたい量だけスプーンなどですくって取り出すことができます。塩分濃度が高いコチュジャン・豆板醤・ゆず胡椒も冷凍保存できますよ!

「常温ストック」できる牛乳・豆腐もある

ロングライフ紙パック製品

牛乳や豆腐などは、必ず冷蔵保存する必要があると思いますが、実は常温保存することができる商品も発売されています。上の写真は、すべて常温で保存できる食材ですが、牛乳は100日間、豆腐は7.2ヵ月間、常温で保存できます

じつはこれ、「ロングライフ紙パック」という素材で包装している食材。無菌環境で食材や飲料を充填して、超高温で瞬間滅菌することで、これまでは冷蔵保存必須と考えられていた食材も、常温で長期保存できるのです。

島本さん『ロングライフ紙パック』製品は常温で保存できるので、冷蔵庫スペースを空けられるところが大きな魅力。いくつか常備しておけば、暑くて買い物に行きたくないという日も心強いです。
パッケージがボックス状なので、食品庫に収納しやすく、使い終わったらたたんでコンパクトにできるところも便利なポイント。私はとくに、牛乳と豆腐を重宝しています。夏は野菜ジュースもおすすめ。ビタミンを手軽に補えます」

ロングライフ紙パック製品

見た目は一般的な紙パックとよく似ている「ロングライフ紙パック」製品ですが、パッケージ正面や側面にある「常温で保存できます」「常温保存可能品」などの文言が目印。最近はさまざまな商品がスーパーで販売されているので、ぜひ探してみてください。


正しい食材の保存方法を知り、常温で長期保存できる便利な食材を活用すれば、冷蔵庫の中をスッキリ保ちやすくなります。冷蔵庫のすっきり収納は、節電にも効果的。島本さんが日頃からアドバイスしている、「冷蔵庫の収納量は7割を目安に」を実践して、効率よく電気を使い、暑い夏をのりきっていきましょう!

広告
saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る