夏はバナナが数日で黒くなる
亜熱帯地域で育つバナナですが、高温多湿な夏の保存は要注意。バナナを保存するベストな温度は「15~20℃」と言われている一方で、日本の夏は軽く30℃を超えます。
すると、バナナの熟成がものすごいスピードですすみ、熟しすぎてしまうんです。夏にバナナを買うと数日で黒くなることがありますが、これも高温多湿な環境によるもの。
過度に追熟すると、バナナが傷んで思わぬロスにつながってしまいます。
夏にバナナを保存する方法
夏に傷みやすいバナナは、保存方法を少しくふうすると“熟しすぎ”を防げます。
手順1.シュガースポットが出現するまで、常温で置いておきます
シュガースポットと呼ばれる黒い斑点は、バナナの食べごろを知らせるサイン。
甘さが増している証拠でもあるので、まずはシュガースポットが出るまでおいておきましょう。
保管場所は、エアコンが効いた涼しい場所で。高温多湿になりやすい、直射日光があたる場所は避けてください。
手順2.バナナを1本ずつ新聞紙またはビニール袋で包みます
手順3.野菜室で保存します
野菜室に入れることで、必要以上に熟成がすすむのを防げます。
新聞紙またはビニール袋は、冷気からバナナを守る役割を果たしてくれますよ。
黒くなっても食べられますので、皮の変色は気にしなくてOK!
冷凍バナナにするのもおすすめ
冷蔵保存すると日持ちしますが、より長持ちさせるなら「冷凍バナナ」がおすすめ。
1本まるごとでもOKですが、ひと口大にカットして冷凍すると食べやすいです。夏に傷みやすいバナナは、保存方法をひとくふうしてロスを防ぎましょう。