バナナが傷んで思わぬロスに…。すぐに黒くなる「バナナ」の意外と知らない“夏の日持ちする保存方法”

料理・グルメ

2024.08.12

1年中安く手に入るバナナは、家庭の定番とも言える食べ物。ただし気温が高い夏は、熟成が早くすすみ傷んでしまう場合があります。ここでは、日持ちする「夏にバナナを保存する方法」についてご紹介します。

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夏はバナナが数日で黒くなる

熟れすぎたバナナ出典:stock.adobe.com

亜熱帯地域で育つバナナですが、高温多湿な夏の保存は要注意。バナナを保存するベストな温度は「15~20℃」と言われている一方で、日本の夏は軽く30℃を超えます。
すると、バナナの熟成がものすごいスピードですすみ、熟しすぎてしまうんです。夏にバナナを買うと数日で黒くなることがありますが、これも高温多湿な環境によるもの。
過度に追熟すると、バナナが傷んで思わぬロスにつながってしまいます。

夏にバナナを保存する方法

夏に傷みやすいバナナは、保存方法を少しくふうすると“熟しすぎ”を防げます。

手順1.シュガースポットが出現するまで、常温で置いておきます

常温保存をしてシュガースポットが出ているバナナ

シュガースポットと呼ばれる黒い斑点は、バナナの食べごろを知らせるサイン。

バナナのシュガースポット

甘さが増している証拠でもあるので、まずはシュガースポットが出るまでおいておきましょう。
保管場所は、エアコンが効いた涼しい場所で。高温多湿になりやすい、直射日光があたる場所は避けてください。

手順2.バナナを1本ずつ新聞紙またはビニール袋で包みます

ビニール袋で包んだバナナ

手順3.野菜室で保存します

バナナを野菜室へ

野菜室に入れることで、必要以上に熟成がすすむのを防げます。

野菜室に入れたバナナ

新聞紙またはビニール袋は、冷気からバナナを守る役割を果たしてくれますよ。
黒くなっても食べられますので、皮の変色は気にしなくてOK!

冷凍バナナにするのもおすすめ

冷凍したバナナ出典:stock.adobe.com

冷蔵保存すると日持ちしますが、より長持ちさせるなら「冷凍バナナ」がおすすめ。
1本まるごとでもOKですが、ひと口大にカットして冷凍すると食べやすいです。夏に傷みやすいバナナは、保存方法をひとくふうしてロスを防ぎましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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