「キッチンの排水口」の意外と知らない使ってはいけないアイテム3つ「2つ目やってた…」「気を付ける」

家のこと

2025.12.14

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。気を抜くと、あっという間にヌメリや臭いが発生しやすいのが「キッチンの排水口」です。手っ取り早く強力な掃除グッズに頼りたくなりますが、じつは使用を避けるべきアイテムもあるため注意が必要です。ここでは、キッチンの排水口のお手入れで注意したい“使用NGなもの”を3つご紹介します。

広告

NGその1.強力な酸性洗剤

NG①強力な酸性洗剤出典:stock.adobe.com

頑固なヌメリやヘドロを見ると、強酸性洗剤を使って汚れを一気に落としたくなるかもしれません。しかし、この掃除方法はNG。排水口のお手入れに強酸性洗剤を使うと、ステンレス部分が劣化するおそれがあります。
また、排水口のステンレス部分を腐食させるだけでなく、古い住宅で金属製の排水管が使用されている場合は、配管にも悪影響を及ぼす可能性があります。
キッチンの排水口は、台所用の中性洗剤を使うのが基本です。やわらかいスポンジや歯ブラシで汚れをこすり落とすと、強力な洗剤を使わなくてもキレイになりますよ。

NGその2.金属たわし

NG②金属製のたわし出典:stock.adobe.com

金属たわしは、ガンコな焦げ落としでは頼りになるアイテム。でも、キッチンの排水口の掃除には不向きです。
金属製のたわしは表面を削るように汚れを落とすため、排水口のフタやゴミ受けに細かい傷がつくおそれがあります。その傷に汚れが入り込むと、余計に汚れが溜まりやすくなり、お手入れがさらに大変に……。金属たわしの使用は避け、やわらかいスポンジで汚れを落としましょう。

広告

NGその3.研磨率の高い粉末クレンザー

NG③粉末クレンザー出典:stock.adobe.com

シンクを磨くときに便利なクレンザーですが、特に研磨率の高い粉末タイプのクレンザーは要注意。粉末のクレンザーは表面を削りとる力が強く、汚れだけでなく素材まで傷がつく可能性があります。
排水口のお手入れには、粉末のクレンザーや研磨粉(みがき粉)の使用も避けた方が無難です。

正しい掃除方法で排水口をピカピカに

強力な洗剤や掃除グッズを使うと、簡単に汚れが落ちそうな気がします。しかし、素材を傷めるリスクがあることを無視してはいけません。
排水口は、台所用中性洗剤でお手入れするのがベストです。毎日少しだけでも軽く洗う習慣がつけば、ニオイやヌメりもひどくならず、無理にこすったり強い薬剤に頼る必要はありません。
こまめな掃除を心がけて、キッチンの排水口を清潔に保ちましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る