「カリカリ落とし」とは?

僕が"聖剣"と称している商品が、こちら「カリカリ落とし」。その名の通り、固まって洗剤では落としきれない水アカをカリカリと削り取る、水アカ除去ツールです。これを使えば、ステンレスや鏡、蛇口まわりなどにこびりついたカルシウム系の汚れ(水アカ・ウロコ)を物理的に削り取ることができるんです。

パッと見は細いスクレーパー(ヘラ)みたいですが、刃先は金属ではなく特殊樹脂製。しかも角がないので、鏡や蛇口に傷をつけにくいのがポイントです!
いざ、問題の水アカを攻略!

こちらが問題のカッチカチに固まってしまった水アカです。これが鏡の上下にビッシリと付着しています。これまでも何度かクエン酸つけ置きやプラスチックのヘラで落とそうと試みましたが、歯が立ちませんでした。それがなんと、カリカリ落としでキレイさっぱり落ちたんです。
【用意するもの】
・カリカリ落とし
・クエン酸
・ラップ
・キッチンペーパー
・浴室用洗剤
・スポンジ
・ゴム手袋
クエン酸パックで水アカをゆるませる

いきなりカリカリ落としを投入する前に、下準備をします。まずは、前に紹介した水アカ落としの定番「クエン酸パック」を行います。クエン酸水に浸したキッチンペーパーで、ターゲットとなる水アカをしっかりパック! そしてその上にラップを乗せてしばらく放置します。この下準備が大切で、乾いたまま行うと摩擦が強くなり、傷の原因になりかねません。ちなみにこのとき、妻から「またやってんの?」と言われましたが……無視です。無視!
【注意点】
・クエン酸と塩素系漂白剤は同時に使用しないでください。有毒な塩素ガスが発生する可能性があります。
急がず、慌てず

カリカリ落としの先端を水アカに当て、軽く押しながらスライドしていくと、面白いように取れていきます。つい力を入れがちになっちゃいますが、そこは我慢。傷がついたら元も子もありませんよね。
ポイントは、「短く持って優しく」

カリカリ落としは、短く持って丁寧に扱いましょう。水アカを完全にキレイさっぱりと取り除くことは難しいですが、8〜9割は除去することができるでしょう。
残った水アカは「茂木和哉」でスッキリ

削りきれずに残った水アカは、水アカ用の研磨剤「茂木和哉」で処理します。その後、浴室用洗剤でクエン酸や茂木和哉の成分をしっかり洗い流します。
【注意点】
・ガラスや鏡、金属(蛇口)にはOK。
・プラスチック面やコーティング加工された素材にはNG!
・強くこすりすぎるとキズの原因になるので、「優しく」が鉄則
使う前に、目立たない場所で試してみるのがおすすめです。
完全勝利!

水アカは、放っておくとどんどん蓄積して、もう“洗剤だけでは無理!”な状態に……。そんなときこそ、「カリカリ落とし」の出番です。頑固な汚れをスルッと削ってくれるので、「これ1本で掃除ストレスが減った!」というユーザーたちの声にも納得。
お風呂掃除をラクにしたい方は、ぜひ一度試してみてください。カリカリっと落ちるあの感触は、やみつきになりますよ。ではまた!
