1.不足しやすく、体内ではつくれない
骨の材料“カルシウム”は毎日補いたい栄養素。
骨の主成分であるカルシウムは体内で合成できず、食事から継続的に摂取する必要があります。
冬は日照時間が短く、カルシウム吸収に関わるビタミンDが不足しやすい傾向があります。
さらに寒さから運動量が減る場合も、骨の新陳代謝が滞り、骨密度の低下につながりやすくなるようです。
カルシウムは骨だけでなく、筋肉や神経の働きにも関与する重要な栄養素。
「毎日こまめにとる」が、身体の土台づくりの基本です。
2.土台が弱ると皮膚を支えにくくなる
骨の衰えは“たるみ”にもつながるとされています。
顔の立体感を支えているのは、皮膚や筋肉だけではなく“骨の土台”。
加齢や栄養不足により骨密度が低下すると、頬骨やあご周りのボリュームが減り、肌が下がりやすくなる一因になるといわれています。
骨を健やかに保つことは、フェイスラインの印象を守るための“内側からのたるみ対策”につながります。
3.納豆と合わせて吸収サポートも
木綿豆腐は製造過程で水分をしっかり抜くため、絹ごし豆腐よりカルシウムが残りやすいのが特徴です。
納豆と組み合わせることで、たんぱく質や大豆イソフラボンも一緒に摂取でき、骨の土台づくりを多方面から支える“骨を意識したメニュー”として日々取り入れやすい組み合わせです。
みそ汁や納豆和えを活用しながら、身体の土台をやさしく守る習慣を育てていきましょう。
参考資料:顔のたるみやシワ、その原因は骨密度かも~気になる見た目と骨の関係~
木綿豆腐と長ネギの納豆和え

材料(2人分) 調理時間10分
納豆(付属のタレ・カラシは使用しない)……2パック
木綿豆腐……2分の1丁
長ネギ(白い部分を小口切り)……3分の1〜2分の1本ほど
醤油⋯⋯小さじ2
ごま油⋯⋯小さじ1
いりごま⋯⋯お好みで
豆板醤⋯⋯お好みで
作り方
1 木綿豆腐はキッチンペーパーで水気を取ってから、さいの目切りにする。
2 納豆はよく混ぜて粘りを出しておく。
3 ボウルに1の木綿豆腐、2の納豆、長ネギ、醤油、ごま油、いりごま、豆板醤を入れてよく混ぜ合わせる。

4 器に盛ったらできあがり。




