食物繊維と葉酸がたっぷり!”ほうれん草”の腸がよろこぶレシピ「帰宅後10分でできる」

料理・グルメ

2025.12.31

時短料理家の田内しょうこです。冷蔵庫にある定番食材で作る、“ふたつでおいしいふだんごはん”をご紹介します。今回の材料は、卵とほうれん草だけ。「おいしいのひと手間」で、間違いなくおいしく、ごはんが進む味に仕上がります。※調味料の数は食材に含めていません。

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卵×ほうれん草。とろみでボリュームをアップ!

ほうれん草には葉酸や食物繊維がしっかり含まれ、冬の疲れた腸にもやさしい食材です。とろみがつくことで油を多く使わなくても満足感が出て、忙しい日の一品にぴったり。夕食にも朝食にも合う「新定番おかず」です。

手順1

でも、シンプルな材料だからこそ、炒める順番はとっても重要。調味料は合わせておき、手早く炒めていきます。

手順1

「ひと手間」を押さえて、間違いなくおいしい一皿にしましょう。

おいしいのひと手間1. ほうれん草は切ってからアク抜き

ほうれん草にはシュウ酸という成分がたくさん含まれています。
下ゆでして取り除くのが理想ですが、忙しいと難しいことも。

美味しいのひと手間1

そんなときにおすすめの方法が、切ってから水にさらすこと。
ゆでるよりは除去率は少ないものの、切ってから水に5分くらいつけることで、ある程度のシュウ酸が抜けるといわれています。

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おいしいのひと手間2. 卵は先に炒める

おいしい2

「卵は先に炒める」のも大切なポイント。

フライパンを熱したら、まずは卵をざっと炒めて。
半熟状態で取り出し、ほうれん草と調味料をなじませた後に加えると、卵のふんわりとした食感がいきてきますよ。

それではここから、作り方をご紹介します。

ほうれん草のとろ玉炒め(調理時間10分)

完成イメージ

材料(4人分)

  • 卵……4個
  • ほうれん草……1束

<調味料>

  • 醤油……大さじ1
  • みりん……大さじ1
  • 鶏ガラスープの素……小さじ1
  • 片栗粉……小さじ1
  • 水……50ml

<その他>

  • 油……大さじ2

作り方

1.ほうれん草は5cmの長さに切り、水に5分さらす。

工程1

2.フライパンに油の半量を熱し、溶きほぐした卵を流し入れて半熟卵を作って取り出す。(おいしくなる重要な工程!)

工程2

3.フライパンに残りの油を熱し、ほうれん草を入れて塩ひとつまみ(分量外)をふって炒める。

工程3

4.ほうれん草がしんなりしたら、合わせ調味料を流し入れて手早く全体を混ぜる。

工程4

5.とろみがついたら卵を戻し入れ、全体を炒め合わせる。

工程5

冬の新定番、ほうれん草のおいしい食べ方

完成2

ほうれん草にからむとろみと、ふんわり柔らかい卵。
ほうれん草ぎらいでも食べやすい一品です。

完成2

ごはんにも合い、子どもから大人まで万能に楽しめる、冬の頼れるおかずです。ぜひ試してみてください。

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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