シートベルトについている黒いボタン

シートベルトをよく見ると、途中に黒い丸いパーツがついています。じつはこれ、ただの飾りじゃないんです。
その役割は、とてもシンプルなものでした。
正体は「タングストッパー」

シートベルトについている黒いパーツは、タングと呼ばれる差し込み金具が下まで落ちないように止めておくためのもの。名称はメーカーによって異なりますが「タングストッパー」「ストッパータング」などと呼ばれています。

タングストッパーがないと、金具はずるずると床まで落ちてしまいます。見た目は地味ですが、ないとかなり不便。

シートベルトを毎回スムーズ装着できるのは、タングストッパーのおかげなのです。
シートベルト上部にあるナゾのPULLボタン

筆者の車には、シートベルトの上部(車体側)に「PULL」と書かれているボタンがありました。きっと、普段触ることがないという方も少なくないはず。じつはこれも、シートベルトの付け心地や正しい位置に合わせるうえで欠かせない、重要な部品です。
正体は「ショルダーアジャスター」
車体側についているPULLボタンは、シートベルトの位置を調整するためのもの。正式名称はメーカーによって異なり、「ショルダーアジャスター」や「アジャスタブルシートベルトアンカー」「アジャスタブルショルダーベルトアンカー」などと呼ばれています。
身長や体型に合わせてシートベルトを調整できるため、シートベルトの位置が高すぎたり首にかかったりするのを防げます。
正しい装着方法
ショルダーアジャスターを使うときは、まず正しい姿勢でシートに深く座ることから始めましょう。 次に、シートベルトをゆっくりと引き出し、ねじれがないことを確認してバックルに「カチッ」と差し込みます。ベルトは腰骨のできるだけ低い位置にかけて密着させましょう。

バックルをさしたら、ショルダーアジャスターを操作して、ベルトが首にかからず肩の中央を通るように高さを調整します。最後に、ベルト全体にたるみがないかをしっかり確認するのが、安全性を高める大切なコツですよ。
※アジャスターの調整タイミングはお乗りの車の取扱説明書(マニュアル)によって異なる場合があるため、一度確認してみてくださいね。
シートベルトをより正しく快適に使うために
普段は気にも留めないシートベルトの小さな部品ですが、「タングストッパー」「ショルダーアジャスター」はどちらも、快適さと安全性を支えてくれる重要なパーツです。
シートベルトを正しく使うためにも、ぜひ部品の存在や使い方を見直してみてください。

